2482 |
いつも質問ばかりで恐縮ですが、また一つお願いします。屠竜や飛燕に見られる緑色に白の迷彩(豹柄ぽい感じ?)はどのような効果を考えていたのでしょう。ギラギラする海面の反射でしょうか。また、米軍機はそのほとんどが単色ですが、迷彩の効果はないものと考えていたのでしょうか。(上面、下面の塗り分けは別として) toku |
- あれは緑色に白ではなく、地の灰緑色または銀色に緑色の斑点迷彩なんですが、なぜ斑点やメロメロの模様を描いたのか、その理由を記した史料はまだ見たことがありません。考えられる理由としてはシルエットの分割効果なのかとも思います。分割効果を狙った迷彩は陸軍の陸上兵器では大正時代から、飛行機では支那事変当時から実例がありますので、この線かもしれませんね。
BUN
- 塗装はたとえ一色であれ、塗ってあればそれは迷彩になるんじゃないでしょうか?
海面を飛ぶ米海軍機の濃青色は上方からでは見にくいんじゃなかろうかと想像しますが・・・
一年生
- 米海軍では迷彩塗装は広く使われています。
41年10月からは単純な上下面塗りわけですが、43年には低視認性を狙った三色カウンターシェイド迷彩が登場、また大西洋方面では対潜迷彩という『下から見られる』ことを主眼に置いた迷彩塗装も開発されてます。
グロッシーブルー一色というのは1944年3月頃からだったと思います
陸軍でも1943年いっぱいくらいまでは、上面オリーブドラブ一色のほかにも単発戦闘機や双発爆撃機にオリーブドラブとダークグリーンの波型迷彩も使っています。
まなかじ
- >3. 援英機材に英軍迷彩のまま星マークを描いて米軍で使った例も多く見受けられますね。
ささき
- 陸軍機のマダラ塗装機で、一部前線の隼等にみられるものの中には、少ない塗料でより多くの機体を塗装しようと考えた結果であると読んだ記憶が。屠龍などの「豹柄」っぽく丁寧に塗られたのとは別の印象を受ける機体もありますね。
米軍迷彩について追加すると、P61の黒い塗装、あれなんかは各色塗装の機体を夜間に飛ばしてみて、実際に迷彩効果の高かったものを採用(比較的ツヤのある黒)したようです。
「海面の反射」という点では、むしろドイツの「ミラーウェーブ」などと称されるパターンがそれっぽくて、実際、海上に出る機体に使用されていますね。
MB
- ↑自分の書込み、読み直したら塗装どころか一部文章がメロメロでした(汗)。
すんません。(^^;
MB
- 斑迷彩塗料節約説はどうだろう?
末期になるほど斑迷彩が少なくなるのは?
どうも機体の表面仕上げと関係があるような気がしてなりません。
BUN
- ↑あ、よければ教えてください〜。<表面仕上げとの関係
まったくの印象だけで申し訳ないのですが、斑系塗りって、末期の褐色系よりも、それより以前の緑色系に多くありませんか?そこらの関係はないのかしら。
MB