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F6F「ヘルキャット」のネーミングですが、単にグラマンの猫シリーズで 「地獄猫」だよな、と思っていたし、そのように記述した日本語の書籍も記憶に ありますが、何気なく英和辞典を引いたら、「hellCat」=鬼はば、性悪女、 あばずれ女、という意味になっていました。実は「地獄猫」ではなくて、 「鬼ばば」だったのでしょうか? シュウスイ |
- …ちなみにベアキャットは「熊猫」で、これは強そうだなと思っていたのですが、
同じく英和辞典を引いたら、「レッサーパンダ」と書いてありました。何だか、
かわいいような。
シュウスイ
- 実際に「Hellcat」という種の生物は存在しません。また、「鬼ばば」という解釈は間違いです。「hellcat」は猫類があらわす凶暴さを意味する形容詞で、特定の動物を差しているものではありません。「bearcat」の方は今一つはっきりしないのですが、おそらく「熊のような猫」または「熊のように強い猫」を意味したネーミングだとおもいます(第一に一般のアメリカ人でbearcatという物をしっているものはあまりいないようだ)。ちなみに、M10駆逐戦車の「Wolverine」は実在する肉食の小型動物(タスマニアンデビルみたいな物らしい)の名前です。
Vinegar-Joe
- 「Hellcat」ってM18自走砲にもついてますね。アメリカさん好きなんだろうか、この名前。
(コンサイスには「魔女、女魔法使い」との訳もあるにはありますが、上で書かれた
猫族の凶暴性にワタシも一票。)
「Bobcat」なんてのも使えると思うんですがねー。「Meerkat」はKでダメ(笑)。
猫家の末裔たるTomcatもだんだん姿を消していくし(涙)。
MB
- 「hellcat」の意味として、鬼ばば、性悪女、あばずれ女、と記載しているのは
研究社の新英和中辞典です。確かに英語圏における「鬼ばば」の概念はちょっと
検討の必要があるかもしれません。
M18ヘルキャットについて、確か中国かどこかのスケールモデルでは、
「地獄猫式駆逐戦車」と表示していたと記憶します。「鬼婆式駆逐戦車」よりは
やはりましかもしれません。
シュウスイ
- >2
ウルヴァリンは、スコットランド地方に棲息するテンの仲間です
どう猛な事で知られています
nikoban
- 北米において「ウォルヴァリン」はアナグマの一種「クズリ」を指します。独行性の中型哺乳類で大変な大食らいとして知られ、また縄張りを守る為ならピューマだろうがコヨーテだろうが臆せず闘いを挑むことでも知られています。その無謀なまでの貪欲さと勇敢さが開拓者精神に例えられ、アメリカでは親近感を持たれている動物です。「X−Men」の主人公もウォルヴァリンですよね。
ささき
- よけいなことですが、
ttp://www.teelfamily.com/links/animals/
にwolverinの姿が。(下の方) なかなかのツメです。
Wolverin State と云うのが Michigan州の異名とも辞書に。
あ、書こうとしてやめたことを、ささきさんが書いてみえる(笑)<X-MEN
本題からずれて失礼をば。
MB
- >6
>「ウォルヴァリン」はアナグマの一種「クズリ」を指します。
クズリもアナグマもともにイタチ科なので必ずしも間違いではないのですが・・・。
食肉目イタチ科アナグマ属アナグマ
食肉目イタチ科クズリ属クズリ
ではあります。
ユーラシア北部および北アメリカ北部に広く分布しまして、毛皮を取るための罠猟の「害獣」として(罠にかかったキツネなんかを食べる)、欧米では、少なくとも日本に比較すれば、ポピュラーなのではないかと。
はたの
- 私の担当した某、英和辞典にも「鬼ばば」の訳語をいれていますね。これはちょっと勇み足だな。語彙としては「性悪女」と「魔女」の意味のようですね。「鬼ばば」は翻訳のための訳語の提案のような物でしょう。Oxford English Dictionary には語源として「Hecate(ヘカテー:ギリシャ神話の天上と下界をつかさどる女神)」の可能性を上げています。多分この語と hellhound(地獄の番犬)の連想から hellcat という語ができたんじゃないでしょうか?F6Fの愛称としては、まず第一に wildcat より強そうな名前、って条件がいるでしょう。それと「性悪女」っての引きずっていそうだなぁ(乗りこなすとスゴくいいぞ、ってニュアンスを含めて)。
ウマシカオ
- …F6Fのスタイルからして、ちょっと太めの性悪女ですね。
シュウスイ
- ゴミですが、中国語でパンダの事を熊猫と書くらしいです。
ベルゼバブ