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ドーリットルのB25が、ホーネットから発艦した際には何か滑走距離を短くするための方策がとられたのでしょうか?また、阿呆な質問ですが、これにヒントを得て日本でも空母から双発攻撃機(使用機材を何にするかは問題ですが)を発進させ、攻撃後はどこかの飛行場に着陸させるという計画を考えた人は居たのでしょうか? だだ |
- ドーリットル隊が使用したB−25に施された改造は、尾部銃座等を撤去する代わりに燃料タンクを増設したこと、当時秘密兵器だったノルデン爆撃照準機を撤去して旧式の照準機に換装したこと等だったと思います。
発艦については、ヨークタウン型の中でも飛行甲板が8m長いホーネットを使用することと、訓練を繰り返し行うことで解決したようです。
B−25は意外に短距離離陸能力がある機体のようで、ドーリットル隊の内の一機が誤ってフラップを下ろさずに発艦を始めたものの、なんとか無事発艦したと何かで読んだ記憶があります(曖昧ですいません)。
日本における空母での双発攻撃機の運用についてですが、これも記憶が曖昧で申し訳ないのですが、陸爆「銀河」を何とかして空母で運用しようとした(未遂に終わった)という話があった様な記憶があります。
T216
- 双発艦攻の試作研究は早くから行われています。複葉時代から手をつけて最終的には昭和十六年頃まで実用機試作計画に双発艦攻が含まれています。流星の初期構想の中には双発案があるようです。
BUN
- ごみかもしれませんが
大昔、NHKの歴史探訪という番組の中でドウリトル爆撃隊のことが放送されてました。
その中でB25の機銃武装は全て撤去され偽砲だったといわれていたように記憶してま
す。急襲だったのと距離をかせぐのに無武装仕様としたらしいです。
ゴドノフ
- ごみになってしまうかもしれませんが
B25を発進させるために、甲板のセンターラインを2m左側に引き直したとかいう事が、記憶モードにあります。
そのままだと、艦橋に翼端が引っかかってしまうとか何とか・・・
ほほうてい
- B25が空母から発艦できたのは、首輪式であったこともあるのではないでしょうか。
オンブー
- 米海軍は1939年に空母レキシントンからロッキード12A双発輸送機の同型機の発艦テストを成功させていますが、このときの機体は前輪式に改造されていたそうです。
絵塗師
- 機体の改造に関しての資料が見つかったので遅ればせながら参加致します。
上で既に言われている部分の補足です。
1.機銃は機首の一挺を残して撤去。
2.下面銃座の位置に防弾燃料タンクを装備。
3.ノルデン照準器の換わりにマークトーエン式照準器を装備。
4.オートパイロットを装備。
発艦の工夫や訓練方法については映画「東京上空三十秒」をお勧めします。
後半部分は非常につまらんですが、前半部分はかなり良くできた作品です。
きん