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高速機ほど機首先端を鋭角にしますがこれにより表面積が増えかえって抵抗が大きくなってしまうという弊害が起きるのでは…そこで速度と機首鋭角のバランスはどのように配慮されるのでしょうか? 富士通BIBLO |
- とりあえず、マッハコーンの内側に入るようにするのだと思いますが。
kazz
- >1、マッハコーンの影響は機首ではあまり関係ないと思います。これはむしろ翼端とかが問題になります。
taka
- 表面積で決まってくる摩擦抵抗が大きな割合になるのは低速時で、
超音速飛行時には造波抵抗が大きな比重を占めます。
従ってSR-71やXB-70やコンコルドのような超音速巡航を想定した機体では、
目一杯機首を尖らせることになります。
戦闘機のようにふだんは亜音速で飛行する機体の機首は、それほど極端に尖っていませんよね。
機首の形は空力ばかりではなく、例えば艦上機であれば戦友スペースなどさまざまな兼ね合いで決まるものだと思います。
便利少尉
- 戦友スペースってなんだよ…。
占有スペースですね。ようするに全長をあまり大きくしないこと。
便利少尉
- 回答いただき恐縮であります。造波抵抗とは私しこれまで艦船用語だと思っていました。大変参考になりました。今後も宜しく願います。
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