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四式重爆「飛龍」と一式陸攻の性能比較を、誰かご教示下さい。 だだ |
- 一式陸攻、の何型まで言っておいたほうがよくありませんか?
烈風天駆
- 登場した時期も違う陸軍の重爆と海軍の陸攻ではあるものの、面白い比較かもしれません。
運用構想から見ると一式陸攻は対艦攻撃を主任務に開発され、その後敵要地(飛行場)攻撃任務も重視されて行くという流れの中で改良を受け、四式重は敵飛行場攻撃を第一の任務として航空撃滅戦を戦う機体として構想されながら主に海軍の指揮下で対艦攻撃機として運用されたという経緯を持つ機体です。そして両者は台湾沖航空戦で雷撃機として大規模に出撃しています。
爆弾、魚雷の搭載能力はほぼ同じ、エンジンの出力はひと世代後の四式重が大きく、最大速度も四式重は530km/h台で数十km/h速く、航続距離は一式陸攻各型が5000km〜6000kmと抜群に長い傾向にあります。それぞれの生い立ちが性能諸元に現れている所が興味深いと思います。運用する側にとっては四式重の高性能も魅力ですが、一式陸攻の大航続距離もまた捨て難いものがあるでしょう。
BUN
- モデルアート3月号臨時増刊 日本航空機辞典[上巻]より
陸軍四式重爆撃機「飛龍」(三菱 キ-67)
乗員 6〜8名
動力 ハ-104(ハ-42-II)空冷式複列星型18気筒 離陸1,900HP 1速1,810HP 二速1,610HP(6,100m)×2
全金属製VDM電気定速可変ピッチ4翅プロペラ 直径3.60m
全幅 22.5m
全長 18.70m
主翼面積 65.85平方m
自重 8,649kg
搭載量 5,116kg
全備重量 13,765kg
最大速度 537km/h(6,090m)
上昇時間 6,000m/14'30”
実用上昇限度 9,470m
航続距離 3,800km
20mm砲×1,13mm砲×4,爆弾800kgまたは魚雷800〜1,070kg
全金属製応力外皮構造
海軍一式陸上攻撃機(三菱十二試陸上攻撃機)
一一型 二二型 三四型
発動機名称 火星一一型 火星二五型 〃
離陸出力HP 1,530 1,850 〃
一速出力HP/高度m 1,480/2,200 1,680/2,100 〃
二速出力HP/高度m 1,385/4,100 1,540/5,500 〃
プロペラ形式/直径m ハミルトン3翅/3.40 VDM4翅/3.40 〃
全幅m 24.88 24.89 〃
全長m 19.97 19.63 19.50
主翼面積m平方 78.125 〃 〃
自重kg 6,800 8,160 8,350
搭載量kg 2,700 4,340 4,150
全備重量kg 9,500 12,500 〃
最大速度km/h/高度m 444.5/4,200 437.1/4,600 456.6/5,500
二四型 450/5,150
巡航速度km/h/高度m 315/3,000 315/3,000 315/3,000
着陸速度km/h 111 129.6
上昇力m/分秒 5,000/10'38” 8,000/30'24” 7,000/20'10”
実用上昇限度m 9,220 8,950 9,220
航続距離(攻正)km 6,112
航続距離(攻過)km 4,723 4,452
武装 7.7mm×4 7.7mm×4 13mm×1
20mm×1 20mm×2 20mm×4
爆弾または魚雷kg 800 〃 〃
波タカシ
- >3
要目ならここのトップの航空機データベースに出てますよ
SUDO
- >3
気が付きませんでした。すいません。
何個か前のこの手の質問で要目を答えられていたので書いてしまいました。
この手の質問が出た場合は、データベースの方に書き込むなりして示した方がよいのでしょうか?
波タカシ
- 質問が要目に対する物であったのなら
ネット上に存在する等の場合はそれを紹介するだけで構わないのではないかと、個人的には思っています
長くずらずらと書き出すのは非常に苦労しますし、読む方もそうだと思うのです(ぉぃ
また航空機データベース等は常時投稿を募集しているようです
まずはこのサイトに一通り目を通してみたら如何でしょうか
SUDO
- 航続距離を比較する場合などは、ただ単に数字を並べるだけではわかりませんね。
同じ条件でどうだったかを答えてあげてください。
BUN