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既出の質問かもしれませんが、お答えを。当方、全く軍用機に無知な者ですが、B−52が敵ミサイルに迎撃された際の防御手段は、電波妨害(正式には何というのか知りません)以外に何かあったのでしょうか?また、ミサイルでなく、敵戦闘機の追尾を受けた場合の対応は? フェイル-セイフ |
- ECM以外はしっぽのバルカン砲しかないですね
B-52自体には自衛能力はほとんどありません
同時に制空隊やワイルドウィーゼル隊が出てB-52のために回廊を作るのが基本です
まなかじ
- 追加ですが。
B-52の搭載するAGM-69SRAMには、侵攻に際して進路上のレーダーサイトやSAMサイトを潰す役目も期待されていたようです。
核ミサイルをばすばす打ち込みながら通路を切り開くB-52ってすごい…。
便利
- ベトナム戦争時に、B−52Dの尾部銃座でのミグの撃墜記録があります。(B−52Dはバルカン砲ではなくCal.50機銃×4で、リモコンではなく機銃手がいるタイプですが)。ミグがマヌケだったのかは分かりませんが、一応B−52が戦闘機を“撃墜した”という貴重な例です。(ゴミ)
YF−23A
- >3
いえ、ミグがマヌケだったんじゃなくて、B-52の防御火器がすごいんです。
ベトナム戦争において、B-52のミグ撃墜数は2機です。
これに対して、ミグのB-52撃墜数は0です。
ちなみに、ミグ撃墜の賞金は機銃手が受け取っています。(ゴミ)
Sparrow
- 回答というより、便乗質問なのですが。ベトナム戦争その他通常爆弾を使用する場合、みなさんのおっしゃるとおり、B52の防御手段は、ECMと尾部機銃のみだったと思いますが、核攻撃任務の場合、囮機を搭載してた時期があったような記憶が・・・。「世界の傑作機 No、31」があればすぐにわかるのではと思うのですが、私はそれを持っとらんのです。すみません。
りんちゅー
- 3・4>「世界の傑作機 No.76 MiG−21フィッシュベット」なら持っていますので、これに基づいて上のお二人に補足させていただきます。
B52Dの銃手が、それぞれ一機ずつのMiG21を撃墜したとされているのは、1972年の12月18日と23日、有名なクリスマス爆撃の最中のことです。ただ、この本で藤田勝啓氏が、北ベトナム・ソ連のものを含む複数の資料をまとめた空中戦記録によれば、この両日北ベトナム側は喪失機を認めていません。旧東側諸国の資料が明らかになるのはまだまだこれからだと思いますが、今のところ、B52の射撃が、ホントは撃墜にはいたってない可能性はありますね。
りんちゅー
- >5.これですね。 McDONNELL ADM-20 ”QUAIL”
http://www.wpafb.af.mil/museum/modern_flight/mf53b.htm
http://www.geocities.com/ammsalumni/ADMhist.html
http://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/adm-20.htm
FAS(上の3番目のHP)で”decoy”を検索すると、いまでも様々な囮が使われていることがわかります。
epitaph