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独軍のストゥーカや米軍のコルセアは、どうしてあんな翼なんでしょうか?どういうメリットがあるのでしょうか?マニアックな書物を見ても、私には理解できません。どなたか簡潔にお教えください。 ガルウィング?逆?? |
- 過去ログを読みましょう。
epitaph
- W翼(逆ガル翼)は脚を短くできることが最大の利点です。コルセアの場合、大きな直径のプロペラに対応したためと中翼にしてフィレットをつけない設計にしたかったためと思われます。脚は離着陸のときだけ必要で空中ではただの鉄の塊なので少しでも短いほうがいいのだと思います。Ju87の場合は急降下時の視界の関係ではないでしょうか。(推測)
いっちょかみ
- 理由を2つ程挙げると
1.主脚が短くなる
短い方が頑丈になります。
Ju87の場合これを狙った物です
2.地上とのクリアランスが距離をとれる
F4Uコルセアはペラが大きく(4m)、そのまま低翼機に付けると地面と接触します。
長い主脚は華奢になるので逆ガル翼を採用したのです。
これだと足は短くなります。
主な理由はこんなもので、あと前方下方視界が良くなるとか抵抗が減るとか
ありますが、後は詳しい人に任せます(ヲヒ)
あず吉
- 便乗質問いたします。
ソビエトの双発爆撃機Yer−2が逆ガル翼を採用したのは何故なのでしょうか?
翼の谷部のエンジンナセルに主脚がある以上主脚やプロペラの関係ではないように思われるのですが?
八郎太
- >4
設計者のイェルモラエフが同様の形状を持つバルティーニStal-7の開発に関わった事。
当初1350hpのM-106エンジンを、胴体から翼谷部までの間の高い位置に搭載する予定が、M-106が量産されず、1050hpのM-105になった事。
(脚格納部を別に作るよりエンジンナセルにまとめた方が合理的・エンジンが低出力になりプロペラの直径が小さくなった為と推察される)
以上の2点が挙げられます
プチロフ
- プチロフさんお答えありがとうございます。
八郎太