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「ベルリン飛行指令」というフィクション小説に、第二次大戦末期のドイツに「猛鳥飛行団」という部隊の記述がわずかながらありました。 「米軍の爆撃機編隊にぶつかっていった」、「自殺部隊」、という記述があるので日本軍でいう震天制空隊のようなものだと思います。 なにぶん本書そのものがフィクションであり、どこまでが事実でどこまでが虚構であるか私には分かりませんでしたし、「猛鳥飛行団」で検索をかけても1件も当たりませんでした。 この「猛鳥飛行団」という部隊は実在したのでしょうか? どうかよろしくお願い致します。 海燕 |
- エルベゾンダーコマンドのことだと思います。
日本語ならば「エルベ特別隊」で検索すれば何かには当たるでしょう。
日本の菊水一号作戦とほぼ同時に実施された必死体当たり攻撃部隊のことですがあまり誇らしい事柄では無い為か市販の資料にはあまり詳しいものはありません。
震天制空隊は必死体当たり部隊に限りなく近い存在ですが、基本的には日本陸軍航空隊の衝突戦法は早くから低速機による大型機撃墜の為の特殊戦法として研究されていたものでエルベとは若干ニュアンスが異なります。
BUN
- 朝日ソノラマ『最後のドイツ空軍』がお勧め、といっても絶版なので
http://www02.so-net.ne.jp/~muraji/gunji/last.htm
をどうぞ。
1945年4月7日、120ないし183機が迎撃に向かいましたが機数不足・訓練未熟・護衛戦闘機の迎撃・結氷などにより、連合軍の報告によると8機を撃墜、15機を損傷させたのみでした。逆に59機の撃墜が報告されているそうです。
バツ