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先日、本屋で元航空自衛隊のイーグルパイロットだった方の本を立ち読み していましたら本の中の米軍との模擬戦闘訓練の項で「眼の色素が青や 茶色の白人は瞳の色が黒の日本人に比べると視野?が悪いのかもしれない…」 というような文章があったのですがこれは本当なのでしょうか? 瞳の色素によってパイロットに向き不向きがあるとは初耳だったもので。 なお立ち読みですので文章は正確さに欠けますがご了承願います。 (つーか本買えよオレ) 幻雲 |
- 坂井三郎氏によると、
眼が青いということはメラニン色素が少なく、強い紫外線から眼を守る事ができない。そのため、欧米のパイロットは眼を保護するためサングラスをかけていた。戦後になってからアメリカのパイロットにサングラスをかけた方がよく見えるのか聞いてみたが、全員が目を凝らさなければならないようなときは、サングラスをはずすと答えた。その点、眼の黒い日本人は天然のサングラスをしているようなものなので有利だ。
という趣旨のことを述べられておられます。
T216
- ゴミですが、瞳の色について・・・
白ウサギやラットは大抵赤い眼をしていますが、あれは瞳にメラニン色素がないからだそうです。瞳に色がないため、網膜の血管の色がそのまま見えるのだとか。元々はアルビノ(先天性メラニン色素欠乏種)を固定化した品種らしいので・・・
白子(しろこ。ヒトのアルビノ)が赤い眼かどうかは情報不足でわからないんですが・・・
ブラック・タロン
- 早速の回答ありがとうございます。
思わず「なるほど〜」と思いました。それで白人パイロットの絵には
サングラスが多く書かれているのかーーと1人で納得です。
幻雲
- >2
白皮症(白子)は全身性にメラニン色素の生成が欠損ないし低下する遺伝子疾患で、発症は2万人に1人の割合。全身の皮膚と体毛が白色を呈します。
虹彩(ひとみ)は薄い青灰色ですが、光が当たると眼底の血管まで透過されて目が赤く見えます。つまりヒトもウサギもいっしょです。
成長に伴って白髪が金髪になったり、露光部にシミが出現するなどの色素生成の見られる型(圧倒的に多い)と生涯色素の生成を見ない型とに分かれます。
が、シミの原因として女性に圧倒的に敬遠されるメラニン色素が無意味にある訳ではもちろんなく、この病気の方々は羞明(しゅうめい;まぶしがること)による視力障害が必発でサングラスの装着が必要になるとか、紫外線による日光皮膚炎、日光老化、発癌なども見られるため直射日光は禁忌とか、生涯にわたる制限も多いのです。
junkers
- ゴミです。視野の話でもありません。
イーストマン・コダックという会社が膨大な金をかけて目の色と色彩の識別能力について調べたという噂を聞いた事があります。そしてEK社はその結果を公式発表しませんでした。噂だと人種差別ととられかねない結果となったからだそうです。つまり白人に多い目、灰色や薄青の淡い色の瞳が色彩識別能力が優れているという結果だったとか。また、狙撃兵に最も多い目の色が薄青と聞いたことがあるようなないような。
まぶしがると言う点では確かに青い目の人は無茶苦茶まぶしがります。また、暗いところで正面からストロボたくと見事な赤眼になります。
SHI
- 横レス駄レスです。失礼。
瞳が黒いということは、そこで光が多く吸収されるわけで、乱反射がおきにくいわけです。コクピット前部を黒く塗るのと同じ理屈ですね。ちなみに瞳は絞れば絞るほど(つまり目に入ってくる前の光量が多ければ多いほど)ピントが合う距離が長くなります。瞳そのものは意識では絞れないのですが、目が悪い人が目を細めるのは、絞ればピントが合いやすいという機能を無意識に利用したものです。てなわけで、当然サングラスをかければ絞りは裸眼よりも開かれ、ピントが合いにくくなる筈、です。色彩の識別能力云々は文化のコンテキストに大きく左右されますから(例えば日本では虹は七色だけど欧米では五色と「される」)あまり当てにならないかもしれません。赤目は絞りの反応速度がフラッシュ光に追いつかないため光が眼底に到達し、>4junkersさんの説明のように赤く見えるというわけです。
実包