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J7震電について質問です。 震電は特徴的な推進機構が機尾に付いている為、いざという脱出しようとしたらプロペラに巻き込まれるような気がしてならないんですが・・・いくら人名軽視の日本軍でも(言い過ぎかな)、脱出に際しての特別な措置はなされていなかったのでしょうか? あと、試作段階で終戦になってしまったからかもしれませんが、“ジーク”や“ジュディ”といったようなコードネームは、震電には付けられていなかったのでしょうか? 天空の花嫁 |
- プロペラは脱出時、火薬で吹き飛ばす計画だったはずです。
taka
- 小福田皓文氏の著書「零戦開発物語」の後半に、上記の脱出装置の装備を求める運用側と、技術的な問題からそれを渋る開発側のやりとりが詳細に記されています。
ついには氏が我慢できなくなって…など、震電をめぐる当時の雰囲気が良く現れている本です。
烈風天駆
- たしか設計者の鶴野さんの回想では、試飛行するまで中央に対する報告(電報)をほとんどしなかったので、無線を傍受していた米軍も終戦まで震電の存在を知らなかったとか。
そんな訳で、コードネームはなかったと思いますが・・・
一年生
- 日本の軍事テクノロジーと言う本にのってありました。
g_muscle5
- 回答は博識の先生方にお任せして、同じ局地戦闘機の「天雷」にも確か米軍のコードネームはなかったと思います。
一年生さんの電報もしかり、結構日本側の機密(洩れてちゃ機密にならないのですが)は洩れてたんでしょうなあ。
ゴドノフ
- 完成した一号機にはプロペラ飛散装置は付いていなかったそうですね。パイロットも結構怖かったんじゃないでしょうか。
もしかするとアメリカがテスト飛行しなかった一因だったかもしれません。
便乗質問なのですが同じ推進式でも閃電やキ98では脱出時の配慮はどうなっていたのでしょうか?
双尾翼式だと単純にプロペラを飛ばすという訳にもいかない気がするのですが。
八郎太
- http://www.combinedfleet.com/ijna/j7w.htm
によれば、連合軍のコードネームはなかったそうです。
Vinegar-Joe
- 米軍はもう「戦争が終わった気で」いたから、どうせ実戦に間に合わないだろう試作機にコードネーム付ける気もなかったのかもなーと推測したり。
ささき