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銀翼のレクイエム 日本の軍用機 海軍編を見ました。 震電の試験飛行などが見られてそれだけでも価値があります。 しかし零戦のとこで 違和感がありました。 カラー画面で2機が飛んでいて腹を見せて左旋回する場面です。 実写ではなく模型の合成だと感じましたが誤解でしょうか? vought |
- あれは本物です。国本さんとあのフィルムを買おうとしたことがあります。
BUN
- ちゃんとした回答ではないので恐縮ですが。
私が今見直した見た限りでは模型の合成ではなく、ちゃんとした実写に見えました。
事からおそらくアメリカが撮影したものか、戦後に撮影された物でしょう。
私もこの機体には幾つか疑問な部分があったのですが。
1)カラー映像である。
2)手前の機体(二一型?)全体が緑色
(学研の零戦2によると18年半ごろの一部の中島製機体に全体緑色の物が あるそうですが、問題の機体には日の丸に白淵がなくさらには主翼の黄色 帯も無い)
3)同じく手前の機体に機体番号が書いてない
4)奥の機体、緑と白の塗り分けがされているがエンジンカウルまでされている。
5)同、奥の機体が腹を見せたときナゼかタイヤが剥き出し(は、隼??)
以上の事からおそらくアメリカ鹵獲しレストア後資料用に撮影したものか、戦後に何かの映画のため撮影された物だと思っています。
まあ、ここには博学な方々が沢山いらっしゃるので私の稚拙な推測など間違いがあったらビシバシ訂正しちゃって下さい(^^;)
YOU
- あああ、すでに大御所の回答が〜。
長々と変な事書いてすいません。(赤面中)
YOU
- >2
の3行目>(事からおそらくアメリカが撮影したものか、戦後に撮影された物でしょう)はミスです、すいません。
赤っ恥ついでにBUNさんに質問ですが、あの映像で奥に写っている機体も零戦なんですか?
YOU
- 何度か見なおしてみました。疑問点は下記の点です。
1.カウリングや機体全体が細いように感じる
2.風防の中に座席は見えるのに操縦士のシルエットが見えない。
3.カウリングの機銃溝が長いように見える
4.左旋回の機動は前方の指揮官機がさらに前に出てバンクをしてから列機が
ついていくのが普通で 後方の列機がいきなり 左旋回することは考えにくい
列機が先に敵を見つけたときも前に出てからバンクすると聞いています。
vought
- YOUさん、私には零戦と区別がつきません。
零戦は百発弾倉が確認できる貴重な二一型の映像ですね。
BUN
- 日の丸の記入位置が変なので、塗装はちょっと怪しいです。
片
- voughtさん、あの機体、地上にいる写真もあるんです。
片
- 片さん 地上にある写真もあるなら本物なのですね!・・何時ごろ撮影されたものですか?戦後?
BUNさん 両翼下面にある丸いふくらみが弾倉なんですか?
vought
- 写真の時期、たしかなところはちょっとわかりません。
両翼下面に2個ずつある膨らみのうち、大きい方が大きくなった100発弾倉をクリアするためのものです。
片
- 片様、
便乗質問で恐縮ですが、ここで書かれている零戦のカラー映像とは、スピナーが白くて胴体に撃墜マークのようなものが描かれている、隼と編隊組んでいるやつだと思うのですが、地上の写真とはどのようなものでしょうか?ひょっとしてスピナーが渦巻き状に塗られている機体でしょうか?
連合軍に捕えられた後期の21型についての情報が、非常に少ないので気になっております。
ふじい
- そうです。スピナー渦巻きの奴です。妙な日の丸の記入位置が同じなので同一機体と判断しました。
20ミリ100発弾倉、補助翼修正舵復活の中島製最後期二一型と見受けました。少なくとも18年9月以降の機体のようです。(そういう意味ではたしかにマリアナの「61−197」とは共通点があります)これで、カウリングに機銃同調用の白線が書き込まれていると正真正銘最々後期型と言えるのですが、日の丸の他にフラップ上面の赤線も零戦としてはイレギュラーなので、捕獲後に再塗装された可能性が大きいとみています。
片
- 片様、ありがとうございます。
渦巻ゼロの写真はライトフィールドとのこと、機体の特徴や、同じ米陸軍に渡った隼と一緒なところから、動画のゼロと同一機だろうと思っていましたが、確証が持てずにいました。確かに日の丸の変な位置が同じです!
カウリングの白線ですか…
10発弾架付きの61−180には描かれていたようですが、同じサイパンにいた61−197はどうだったのかな。
ふじい