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アフガン空爆の初期段階でB-2を実戦訓練に投入しましたが、どんな経路でアフガンに侵入したと推測できるでしょうか。領空通過国には事前承認を取り付けているでしょうが、トルコまでは問題ないにしても東へ進路をとって旧ソ連の中央アジア諸国からアフガンに入るか、少し遠回りですがイラク西部からサウジを通ってインド洋に抜け、パキスタンから侵入したのでしょうか。B-2が通過するとは通告しないでしょうから、レーダーには捕らえられなくても昼間は目視はできるから単機か複数機の作戦かはわかりませんが、例えば給油機がB-2の下を飛んで下から見えないようにしたのでしょうか。護衛の随伴戦闘機はF-15だったのでしょうか。または海軍のF/A-18だったのでしょうか。 モデラー |
- 便乗質問お願いします。
ステルスであるB-2に護衛戦闘機ってつけるんですか?
非ステルス機をつけると余計に目立つ気がするんですけど。
Sparrow
- アメリカ本土から無着陸で飛行したので同盟国といえど無断で上空を飛行させるとは思えないのです。もちろん作戦空域では隠密爆撃したと思いますよ。ただ事前にB-2が作戦に参加するという報道もなかったし実質的には必要のない作戦だと思いますし、作戦参加の発表も帰還した後だと思います。むしろアメリカ軍機が上空を飛行していると通過国には分からなければウクライナの旅客機誤射のようなことが起こらないともかぎらないのではと思ったのでこのような質問になりました。
モデラー
- B−2のアフガン空爆投入という情報は初耳ですが、インド洋にあるディエゴガルシア島(英領、アメリカの航空基地がある)を出撃拠点として、パキスタン上空経由で往復した可能性が高いと思います。B52も同様なルートではないでしょうか。
アリエフ
- (補足)今回、パキスタンには事前に米軍機の領空通過に関する了解を取りつけてありますから、B−2の領空通過にも特段の問題は無かったと思われます。最も、アメリカがパキスタンに領空通過する軍用機の機種、時間などをどれくらい詳しく連絡していたのかはわからんが。
アリエフ
- B-2がアフガンに一切の途中着陸せずに出撃したことはかなり大々的に報道され後で誤報と取り消されたことは聞いていません。ただあまり追跡報道もありませんでしたが。
モデラー
- >3.B−2は機密性が高いのと整備が大変なため、
米本土から出撃すると聞いておりますが。
ただやっぱりコストが高くつくんで、
早々にB−52に役目を譲ったんでしょうね。
タリバンに爆撃機を墜とせるような対空装備なんてないし
(あったとしても早々に潰されたでしょうし)
勝井
- 固定観念に惑わされてはいけません。地球儀を見れば分かりますが、北極経由が最短ルートです。具体的にどの国を領空通過してるかは分かりませんが・・・。
B−2は機密性が高いのと整備が大変なため、米本土から出撃すると聞いておりますが。>機密性うんぬんは知りませんが、整備うんぬんは私もそう本で読みました。その本によると、ステルス素材を管理できるB−2用の本格的なシェルターが海外にないからとか。これがB−2の問題にもなっています。
ザイドリッツ
- 私も本国から太平洋を渡り、ディエゴガルシア島上空で空中給油してパキスタン領空からアフガニスタンへ行ったと思います。
ロシア経由なんかでいくとデータ取られちゃうし(笑)
ガンヘッド507
- いろいろありがとうございました。まさかロシア上空を通過する勇気はないでしょうし、サウジやトルコでさえイスラム国家なので微妙な問題がからみます。この件に関しては軍事アナリストも航空評論家も何も言っていないようなので、実戦訓練をかねてテロ支援国家へのアメリカのなみなみならぬ決意を示すデモンストレーションと理解し、飛行ルートについても西アジア方面への一番安全で給油の受け易い通常ルートを他の軍用機にまぎれて移動したということにしておきます。時間がたてば真相も発表されるかもしれません。
モデラー
- 誤解があるようですが、現代の戦略爆撃では戦闘機のエスコートは付けません。
爆撃機単独の行動が定石です。
便利少尉
- B−2がより脅威度の高いバルカン半島に投入された時も直接護衛戦闘機がついた事は無いし、電子戦機の支援も必要なかったそうです。(エアワールド2000年4月号より)
B−2の作戦形態についてはこの号が参考になると思いますんで探して読んでみては如何でしょうか。
ooi
- B-2が虎の子のステルス爆撃機であるため、友好国、同盟国上空を通過するときどういう外交的対応をするのかが分からなかったのですが、B-2が通過しますのでよろしく、と通告したか、B-2を秘匿するために無断で通過したということになりますね。これなら大平洋経由の方が可能性が高いかもしれませんね。NATO-トルコ-サウジ-パキスタンコースと思い込んでいたので長距離の大平洋コースを考えませんでした。
モデラー
- 軍事研究12月号では宮本勲氏が
ここで注目すべき点は、どうやらB−2のアフガンへの飛行経路が北極越えの大圏コースだったらしいこと。つまり冷戦時代の「最終戦争コース」をロシア側の同意のもとにB−2ステルス爆撃機が飛行したことになる。
と書いていますね。情報源は不明です。
便利少尉
- 13>BS7(画面表示はBS1)でアメリカABCだかCNNだかか、北極経由と言ってたけど情報源にはならない?
ザイドリッツ
- 冷戦時代のイメージが強く残っているので想像もつきませんでした。時代はこの10年でほんとうに変わってしまったんですね。たいへんありがとうございました。
モデラー