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ブローム・ウント・フォスBv141について質問があります。 あれ片方の翼の部分に操縦キャビンがある訳ですが、もう片方の 翼は短いですよね? 一体どういう風にバランスを調整しているんでしょうか?あれは。 あと、あんな飛行機どうして作ったんですか。 ASUKA |
- 水平尾翼も片方だけですよね。
あの形にしたのは視界を良くするためですが、速度によって左右の空気抵抗が変わってしまわないのでしょうか。
方向舵で調整ですかね。
VV
- 回答ありがとうございます。
あの形って、ある意味で飛行機の原理を無視した設計じゃないで
すか。
今なら自動姿勢制御装置みたいなのがあるのに、当時はどうやっ
てたのかな、と。
現地部隊の評価も気になります。
ASUKA
- (ゴミ)
プラモ持ってます。
・水平尾翼の生えてる方向が逆なら納得いくのですが…どういうバランスなのか
全然わかりません。エンジン出力によって進行方向が変わりそうです。
・チェコ製なのに思いっきりハーケンクロイツのデカール入ってます…どういう
歴史感覚なのか全然分かりません。こんなことではW杯に出られません。
・これをディティールアップするためにハセガワのフォッケを切り刻みました…
どういう接合をしたらいいのか全然分かりません。完成できるんでしょうか。
Schump
- >何故作られたか
1937 年に出された「単発で可能な限り全周視界の良い偵察/軽攻撃」という要求に対し、真面目に取り組み過ぎた結果だと思います。
>評価
Bv141A の操縦特性は悪くなかったと言われていますが、BMW132 エンジンの出力不足が問題でした。そこで BMW801 にパワーアップした Bv141B が開発されたのですが、操縦特性が悪化してしまいました。油圧系やエンジン冷却系にも問題が多発して開発は難航したようです。
1941 年の秋に Bv141V10 が実用テストの為実戦部隊に送られたそうですが、どう評価されたのか私は知りません。結局ドイツ空軍が Bv141 の開発を中止して双発の Fw189 を採用したところを見ると、あまり芳しい評価でなかったろうことは想像できます。
参考
http://www.geocities.com/CapeCanaveral/Hangar/7252/bv141.htm
http://www.csd.uwo.ca/~pettypi/elevon/gustin_military/db/ger/BV141BLO.html
ささき
- 厳密には単発機はエンジンが片方向に回転しているため左右非対称な物体です。
あれはそれを突き詰めたものだそうです。
あれを作った技術者は「強力なエンジンの単発機なら機体全体で回転モーメントを
吸収したほうが合理的」と考えたようです。
だーくまたー