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先週発売された”デル・プラドコレクション 世界の戦闘機”の模型の零戦が上面、下面、胴体、、全てシルバーで赤帯が胴体に一本、垂直尾翼には”AI-102” とありましたが、こんな塗装で飛んだ事はあるのでしょうか? ホワイトボード |
しかし、まだ試作機のうちには数種類の塗装が試されたとも言われており、6号機、8号機は無塗装銀色だったことが書類上明らかになっています。
こうしたことは零戦だけではなく、雷電の試作機中にも無塗装研磨仕上げの機体が数機試されております。
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この塗装は開戦時の塗装と考えられますが、この模型の胴体色は銀色が強いものになっていますね。胴体塗装に関しては明灰白色、あるいは飴色など諸説がありますが、明灰白色ならもう少し白っぽいのが本当に近いでしょう。
胴体の赤帯一本と尾翼の文字AIは、第一航空戦隊の一番艦(赤城)を示しています(加賀ならAIIとなります)。102はやや推測が入りますが、『赤城』戦闘機隊の2番機と考えればいいと思います。
ちなみに、尾翼の番号が101、文字の上下に赤帯が入ると、真珠湾第一次攻撃隊の戦闘機隊長である板谷少佐が乗った機体になります。
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真珠湾攻撃時の「AI−102」は進藤三郎大尉機で、尾翼番号の上下に入る帯は黄色です。
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A-140
ところで、進藤大尉機はアンテナ支柱をカットしてあったのでしょうか?
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