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2228  戦闘機の前方固定機銃ですが、Gによる見掛けの後落を防ぐのに、モーターなどで銃をやや上向きにできる装置をつけておいて、空戦フラップのセンサーと同様のセンサーと連動させれば、命中率の向上が望めるような気がしてなりません。が、そのようなアイディアが広く実用されたようには存じません。
 無理があるか効果的でないから見掛けないのでしょうが、どこがまずいものか、お教えいただけないでしょうか。
はたの

  1. そういった仕組みを、照準器側で達成した方が安上がりだから、だと思います。
    大戦後期P-51は機体にかかるGに対応して照準器の的が、上下左右に動くノルデン式照準器を採用しております。
    小笠原

  2. デファイアントやロックなどの銃座戦闘機や、P-61 の背部旋回銃座なんかがこの類ですかね。またバルティ XP-54 の 37mm 砲は照準器に後落点を合わせるよう上下に動く予定でした(未完成)し、米海軍では F9F ジェット戦闘機の機首に 12.7mm 機銃四連装を旋回式に装備した試作機を作っています。しかし装備が重くなり(=空戦能力の低下)場所を取る(=燃料弾薬の搭載量減少)、機銃駆動モーターが故障すれば役立たず(照準器なら故障しても予備の固定照星で補える)などデメリットが大きいからでしょう。
    ささき

  3. Gを感知するのとタイムラグ無く重い機銃を振り回すのは、至難の業です。
    前の動きに対応して機銃が動いている最中に、機体はもう逆方向への機動をかけている、などという(しかしありがちな場面)に陥れば、もう命中はのぞむべくもありません。操縦する方は補正のしようがなくなってしまいます。


  4. >1. K−14A ジャイロコンピューティング・サイトの事ですか?

    ・AH−1S コブラ
     戦闘機ではありませんし、格闘戦用でもないんですが コブラの翼下外側パイロンは
     確か、ホバーリング中でのTOW発射射角をモーター駆動で微調整出来るはずです。

    軌跡の発動機?誉

  5.  みなさま感謝です。やはり費用対効果・・・なのですね。が、実際に試作があったことなどお教え頂き、腑に落ちました。
    はたの

  6.  旋回式機銃装備の戦闘機は、固定式機銃装備の戦闘機より命中精度が落ちるから廃れたのでは?
    ザイドリッツ


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