2206 |
前回は、機上磁気探知機の件でお世話になりました。 今回はもっとつまらないことで恐縮ですが 過日、叔父からつくらないからということで、ハセガワのプラモデルを多数もらったのですが その中のF15のパッケージに「アメリカ空軍迎撃戦闘機」と印刷されています。 そこで、疑問なのですが、 F15は当初迎撃戦闘機としてつくられたものなのだとしたら、汎用性の高いF4の後継ではなく、F106の後継だったのでしょうか? だとしたら、F4や他の戦闘爆撃機の後継は試作されたのでしょうか? みさきみか |
その後、ベトナム戦争の戦訓を取り入れ、優れた格闘戦闘力と長距離攻撃能力(BVRだったかな?)を兼ね備えるとともに、長距離迎撃能力も求められていますが、基本要求能力はあくまで空中戦用の戦闘機である事とされています。
結果的にF−106「デルタダート」の代用も可能になってはいますが、基本的にはF−15は制空戦闘機であると考えます。
人見 忍
アメリカに対する経空脅威が急速に低下した事を物語るエピソードですね。
(ADC自体今は無いですし)
グリーネマイヤ智久
居眠り将軍
迎撃=攻めくる敵を迎え撃つ
要撃=待ち伏せして撃つ
・・・だそうです。
ゆゆゆ
BUN
感じではなかったでしょうか?(記憶モード)
そう考えるとF-4は空軍の開発系列には入らないような気も。さらに
F-15がF-4の後継なら、どちらか言うとF-105の系列(侵攻戦闘機として)
という気もします。
で戦闘爆撃機としてのF-105の直系はF-111じゃないですか?
taka
60年代、アメリカ国防総省は空軍と海軍の使用する戦闘機を統一する事を求めていました(経費削減のため)。
そこで1962年の国防予算で空軍向けの機体の調達予算を盛り込み、同時に空軍がF−4Hで試験を行った結果、性能が認められF−4は空軍に制式採用されています。
また、F−105は核爆弾による攻撃任務がメインで、空戦性能は2の次と爆撃機としての性格が強く、この点で空戦性能重視のF−15の先祖(?)とはいえなくなっております。
ただし、FX計画はベトナム戦争とソ連の新型戦闘機が相次いで登場した事が原因で性質が変化してしまっています。
したがって、案外、計画立案当初は戦闘爆撃機を開発する計画であったかもしれません(時期的に少し考え辛いですが)。
そう考えるとF−15はF−105の後継機かも・・・。
人見 忍
>過日、叔父からつくらないからということで、ハセガワのプラモデルを多数もらったのですが
>その中のF15のパッケージに「アメリカ空軍迎撃戦闘機」と印刷されています。
叔父様のそのキット、いまの箱の前の、紫色の空をF15が上昇してきているパッケージ絵のもので、1975年前後に生産されていたものとおもいます。
それ以降は防衛庁の採用などもあってパッケージ絵はそのままで文字がかわったとおもいます。
おもえばぼくがこの世界にアシを突っ込む原因になったキットだよ(^^;
馬牌槍
要撃(=邀撃)は旧日本軍からの言葉なのですね。
勉強になりましたです、ありがとうございました。
ゆゆゆ
いったんは統一ができたのに、また雑多になっちゃったんですね。
みさきみか