QQCCMMVVGGTT
2201 Me163の燃料は水化ヒドラジンと過酸化水素ですが、水化ヒドラジンの化学式を教えて下さい(ヒドラジンN2H4とおなじですか?)反応式についてもご存じでしたらお願いします。
taka

  1. アメリカ海軍技術調査団レポートの”人間魚雷回天二型”にはN2H4H2Oと書かれています。
    GO

  2. 実は「水加ヒドラジン」だとか?
    (N)

  3. 化学において「水化」とはいわゆる「水和」とほぼ同義と考えて下さい。だから水化ヒドラジンとはヒドラジン一水和物のことです。

    反応式は多分、N2H2・H2O+2×H2O2 → N2+5×H2O
    TETSU29

  4. ↑なるほど水和物ですか。では普通のヒドラジンと考えても反応式上は同じですね。
    となるとヒドラジンはN2H4だと思うんですが。


    taka

  5. >4.TETSU29さんの反応式の水化ヒドラジンの部分N2H2・H2Oは、N2H4・H2Oの単純なタイプミスなのでしょう。5 x H2Oとされていますから....
    あとはメタノールの反応ですよね。CH3OH + 3 x H2O2 → CO2 + 5 x H2O
    みなと

  6. うっ・・・ご指摘の通りです。ああ恥ずかしい・・・
    TETSU29

  7. >5 メタノールってどこから出てきたんですか?
    taka

  8. Me163の燃料(C液)は、重量パーセントで57%がメタノールなんです。その他水化ヒドラジンが30%、水13%、触媒は僅かなので重量パーセント表示には出ません。
    みなと

  9. 便乗質問ですみません。
    化学式を見ると単純そうに見えるのですが、こうした薬品を個人で購入して実験することは可能なのでしょうか?
    つまり自分の机の上で小規模なMe163のエンジンの噴射実験のようなことを行うのは可能なのでしょうか?
    みや

  10. ヒドラジンは危険物で毒物劇物でもあるような…。
    まなかじ

  11. >9. それなりの化学の知識と経験を持たない人が興味本位で危険な実験を行うことは薦められかねます。指を吹っとばすとか失明するとか自宅を燃やしてしまうとかの結果につながりかねません。
    ささき

  12. >10 ヒドラジンについて。
    仰り通りで、猛毒を持っている上、ヒドラジンの分解(N2H4→N2+2H2)だけでも
    人工衛星のスラスタに使えるほどのエネルギーを出します。
    で大学の研究室レベルでも危険すぎて普通使いません。
    というわけで、まず手に入らないし、危険性も半端じゃないです。


    参考:大学の研究室 水素や液体酸素、毒劇物が普通に転がってる場所
      
    taka

  13. 過酸化水素についての補足。
    過酸化水素も、消毒薬として市販されている3%程度のものであればともかく、燃料に使用されるような高濃度(手元に明確な資料がないのですが、数十%と思われます)のものは、皮膚等に対する腐食性が高く、非常に危険です。
    ヒドラジンも危険だし、空戦で被弾して燃料が漏れ出したりしたら、実に恐ろしいことになると思います。
    海機55期

  14. 渡辺洋二の本で(名前失念)秋水のお披露目のときに士官が技術者に
    「どういう風に燃えるんだ」と質問されて、実際に目の前で2液を混合する実験をする下りがありましたが、
    数滴づつたらしただけで、バリバリバリと言う音と共に爆発的な燃焼をする描写がありましたねぇ。
    少量でも威力はロケット花火どころじゃなさそうです、ホントに家一件無くなるかも・・
    3号電探

  15. >13
    甲液は80%濃縮過酸化水素水及び触媒だそうです。
    ハンプデン

  16. しばらくまえに過酸化水素を積んだタンクローリーが高速道路で爆発して、タンク部分がふっとんだことがありましたね。移動式「過酸化水素一液式ロケット」発射車両、なんて言って顰蹙を買った覚えも・・・・
    便利少尉

  17. 実験ミスで80%過酸化水素を爆発させてしまったことが
    あります。
    100ccほどの量だったのですが、半径1m以内のガラス器具がすべて割れてしまいました
    無頼庵


Back