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気化爆弾に関しての疑問 1・某軍事雑誌に気化爆弾はC-130によって運用されると記載されておりました。何故、C-130なのですか?他の爆撃機ではいけないのでしょうか。 2・巡航ミサイルやSSMの弾頭には不向きなのだろうか。目標地点の気象条件さえ問題なければ有効に活用できるのでは? 3・欧州国や日本では気化爆弾への取組みはどうなのでしょう。特にハイテク兵器という訳でもないし開発に困難を伴うこともないように思えるのですが。 富士通BIBLO |
C−130で運用されるのはBLU−82(15000ポンド)です。アメリカには他にF−15E等から運用できる小型のBLU−73(500ポンド)なんかがあります。
(>http://www.fas.org/man/dod-101/sys/dumb/index.html
ここの「Fuel/Air Explosives」)
>2
は、私も富士通BIBLOさんと同意権ですので、他の人のツッコミを待ちます(をぃ)
>3
各国で当然基礎研究はやっているでしょうが、気化爆弾はあまりの威力のため国際的に禁止しようと言う動きがあり、おおっぴらに装備を認めているのはアメリカ位だったと思います。
2号(YOU)
6トン位あるような大型のものならともかく、225〜450kg程度の気化爆弾はどれ位の破壊威力があるのだろうか。そもそも気化爆弾は燃やすことが目的であり、分厚いコンクリートの壁を突き破って破壊するような任務には向いていない。
巡航ミサイル等の精密誘導ミサイルは、ピンポイント攻撃によるシェルターなど堅固な構造物の破壊に多く使われるわけだから、同じ弾頭重量なら気化爆弾よりHEの方が向いているからではないでしょうか。
また、可燃性の液体というのは、結構、慎重な取扱いが求められます。ミサイルの場合、長期間、ランチャーの中に収容しておくことが一般的であり、弾頭が液体燃料だと組成の変化ないし劣化や液漏れが生じやすいなど、運用上、危険性が高く不便ではないでしょうか。弾道弾などのミサイルやロケットの推進剤として使う場合も、軍用としては固体燃料の方が好まれています。
そう言えばミサイルではないが、爆発沈没事故を起こしたロシアの原潜クルスクは、液体燃料の魚雷が爆発の原因じゃなかったっけ?
アリエフ
弾道特性の問題もあるのでは?
それなりの高度から落して一定時間待ってから着火する方式ですから
ほとんど一直線に向かって直撃を狙う一般的なミサイルにそのまま適用するのは難しいかと
弾道弾のような上から落ちてくるような奴なら制動しながらとか出来そうだけど
SUDO
周囲の大気中の酸素と反応させると聞いた覚えがあるので、ある程度広さが
ないと効果が低いのでは?と思うのですが。
taka
YF−23A
富士通BIBLO
幻雲
いやっ(^^;)只今、とある事情により「2号」を名乗っていますが、本来は「YOU」だけですので、以後お見知りおきを・・・・。
あと、>1 のURLの最後に変なスペースが入っちゃってコピー・ペーストだけだと表示されづらくなってしまいましたね、すいません。
YOU
密閉空間では爆圧が逃げないためより破壊力が増すと架空戦闘機ゲームF-19の説明書には書いてありました。
VV
即発式には効果的ですが、最近は瞬間的な圧力には反応しなかったり、一定の時間圧力がかかってないと信管が作動しないなど地雷も賢くなっています。
ようは「場合によりけり」だと思います。
人見 忍
対戦車ミサイル AT−9 爆風(燃料気化)バージョンや軽量歩兵対戦車ミサイルAT−13があります。
ザイドリッツ