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「日本機で高度1万メートルで編隊飛行が出来たのは、飛燕くらいだった」と聞いたんですが、なぜ飛燕に出来て他の飛行機には困難だったのですか? 飛燕にもターボはなかったのだし、液冷エンジンだった以外は特に違いはなかったように思いますけど。 キリン |
しかし DB601 系エンジンに使われている過給器はギヤではなく流体変速機(フルカン継手)によって増速されており、無段階の変速が可能でした。これによって中高度での効率を犠牲にすることなく、高々度でも目一杯の過給をかけられたようです。
ちなみに同じ液冷でもロールスロイス・マーリンはギヤ式の二速切り替えですが、同軸上に大小二個の翼車があって二段階の圧縮を行う「二段二速過給器」を使うことで高々度での過給効率を実現していました。
ささき
防空戦隊が「一戦」と「三戦一型」「三戦二型」の比較を述べた文書がありますが、どうもアンダーパワーで上昇力の無い「三戦」は評判が悪いようです。
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