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第二次大戦中に日本が研究していた酸素噴射装置(「さ」号装置って名前だったと思います。)ってどのくらい効果があったんでしょうか? tomo |
片
胃袋3分の1
片
二式陸偵に装備しての昭和18年9月13日では、6500mから8000mまでの上昇時間が11分48秒から7分57秒に短縮されています。
でも、資源の枯渇から酸素瓶の材質を黄銅から溶接困難なアルミに代える必要があったり、急激な起動/急激なスロットル閉操作時に酸素供給量が過多になったり、酸素取扱特修兵の事前養成の必要があるなどの、色々と不都合な面があって実用化はまず無理であったというのが実状です。
胃袋3分の1
ノーマル :キ46-III 8000mまで20分15秒
酸素噴射 :キ96 10000mまで16〜17分
排気タービン:キ102甲 10000mまで18分
となっています。キ102には重量面でのハンデがありますから、「排気タービンより上」とは言いきれませんが、相応の効果があったことがうかがわれます。
Schump
AMCみたいに自動化できたら良かったんですけどね。効果のほどはあったのに、実用化困難とは残念です。
tomo
Navy
BUN
研究はかなりうまくはかどった、という回想もあるのですが、、、
tackow
「広済堂ブックス・碇義朗著:戦闘機「疾風」」
より、抜粋引用しますと
最高速度は9000メートルで50キロほど増大し
上昇力もよくなった
実際にテストした、中島飛行機のテストパイロット
吉沢准尉によると
「みるみる速度計の針があがるのがわかるったが
30分も続けると、ガタがきてスピードが落ちた
長くやってはいけない」
ということのようです。
りんでぃ☆あん