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そもそもスピットファイアのアンテナ柱って一体何者? Mk9のあたりではアンテナ線自体見受けられませんし(世傑やエアロディテールにある実機写真しか見ていないことを断っておきます。) 後の型でみられるホイップ式アンテナと同じように、アンテナ柱自体で当時 の作戦に支障がでない程度の送受信能力を保有するアンテナとして機能するってことなのでしょうか。それともただの飾り?無線封鎖で通信機自体あまり使われなくなったとかを憶測してます。 spiteful |
無線機セットT.R9Dの場合空中線あり、T.R1133の場合空中線を展張しないのだそうです。
あとはどなたかよろしく。
片
アンテナの長さは送受信の能力から
決められるわけでは無いです。
使用する電波の波長によって決まります。
アンテナの形式にもよりますが、1/2波長、
1/4波長などが代表的なアンテナ長です。
(短縮コイルなどを入れ長さを稼いで、これに当てはまらない
こともありますが)
SADA
SADA
TR1133と、Spitfileをキーワードにして検索かけると、
TR1133が超短波無線機である旨書かれていますし、
TR9Dが波長40m・・・って、これは信じていいものかどうか・・・。
便乗質問になってしまった。
SADA
http://www.videor.co.jp/bus_sup/radio/radiostory/story01/index.htm
これに従えば40m波は約7.5MHz(7500KHz)の短波帯ですね。
ささき
海外サイトは国内サイトと比べて情報量が多いですね。
国内サイトばかり検索していたのがアホらしくなってきました。
アンテナは送受信する電波と共振する長さが必要であることを理解しました。TR9DからTR1133に変更され使用波長が短波から超短波になった結果、必要なアンテナ長さが短くなり、外部アンテナ線が必要なくなったということですね。IFF(敵味方識別用)についても、初期には数メートルであったアンテナ線が、Spitfire Mk9あたりでは、主翼下面もしくは水平尾翼下胴体側面に数十センチの長さのロッド状アンテナに代わっているようです。これも同じ理由みたいです。参考までIFFのMark1は23MHz(波長13m),IFFのMark2は200MHz(波長1.5M)だそうです。単純な直線アンテナで1/4波長の長さを取っていると仮定すると、アンテナ長さはそれぞれ3.25m、0.375mとなります。これは実機でのIFFアンテナ線の長さの遷移と大体合致するようです。
spiteful
を見ると、1937年の時点で14MHz(波長21m)のアマチュア無線が存在するようで、軍用で用いられた無線がこれより低周波(長波長)の電波を用いていたとは考えにくいのではないでしょうか。さてはて。
spiteful
国内サイトでも、ここは情報の宝庫です。
spiteful
片
VHFより上では難しくないのですが、短波では航空機に装備できる
長さを越えてしまいます。そこで、アンテナカプラというものを使って、
周波数に同調していないアンテナを無線機が使っている周波数で
使えるようにします。これは船舶のアンテナでも同じです。
アンテナカプラはコイルとコンデンサの入ったハコで、
航空機の搭載図面にもちゃんと書いてありますね。
kazz
携帯電話でメールを使うのが当たり前の現在では、もはや意味のない知識かも。
kazz