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日本では陸海軍がそれぞれ別々に高いライセンス料を払ってまでDB-601を国産化したのに、キ-60/61と彗星以外にはこのエンジンを搭載した実戦機を本気で開発しようとしていたように見えません。DB-601に対する期待の高さからすれば、大戦中に海軍が誉一辺倒になったようにDB-601一辺倒になっていても不思議ではないのですが、そうならなかったのは何故でしょうか。日本では大馬力液冷エンジンを軍用機の主力エンジンとするには、まだ工業力が伴っていないというような冷静な判断が当時なされでもしたのでしょうか? Sampon |
BUN
昭和14年頃に於いてすでに第一線機への要求はそれ以上に高馬力のものを求める傾向に走っていました。海軍の場合、それはまず火星であり、ついで誉です。
DB601系のアツタ20型が審査をパスした頃にはすでに誉の時代に突入してしまっていたのです。
片
Sampon
DB601はともかく、昭和17年当時海軍ではDB600Gは何に使われていたのでしょうか。
片