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AAMが正面から飛来してくればこれはもうステルス兵器と言えるのではないのですか?先端部のよどみ点が反射点となるでしょうがこれはステルス機全般にも言えることではないでしょうか。 越谷
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- AAMのセンたん…いや、先端部はプラスチック製のノーズコーンになっていて、内部にレーダーアンテナ又は赤外線センサーが格納されているのでは?まぁ絶対的なRCSが少ないですからレーダーに映りにくいことは確かでしょうけど。
ささき
- ↑なんか言葉足らずなので補足;ミサイルの先端は尖っているけど、それは電波の bounce-off を意味しないのではないか(プラ製のノーズコーンを透過して内部で乱反射するのでは)?というのが一つ。もう一つはミサイル自体の表面積が小さいので(真っ正面を向けば極端に小さいですが)飛行機より反射率が少ないのは当たり前で、それをわざわざ「ステルス兵器」と呼ぶのは変ではないか?と思うのが一つ。
また、普通のAAMはロケットモーター排気煙で軌跡がはっきり見えますよね。レーダー反射率だけで「ステルス性」とは言えないのではないでしょうか?
ささき
- 回答いただき感謝します。すると実際問題としてAAMはレーダーで捕捉不可能なのでは。もしくは著しく困難なのではないのでしょうか。排気煙とIR探知に頼るしかないのでは?
越谷
- 米軍の場合、ほとんどの軍用機にはレーダー電波を捕らえて大まかな距離・方位を表示し、特に大きな脅威と思われる対象については警報音で知らせる装置が付けられています。ミサイルそのものは捕捉できなくとも、ミサイルの出す照準レーダー波(ないしは母機・地対空ミサイル基地から照射される誘導レーダー波)を検出し、必要な妨害/回避処置を取るわけです。一方赤外線誘導式AAM(サイドワインダーなど)は誘導電波を捕捉できませんが、これは射程が短いので母機の方を捕捉できれば射程内に入る前に対処可能です。
ささき
- よくわかりました 感謝いたします
越谷
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