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架空戦記を読んでいたら、97戦がソ連軍戦車を爆撃して壊滅させるシーンが出てきました。そこで質問なのですが、単座戦闘機の97戦で戦車を狙って当てるほど正確な爆撃ができるものなのでしょうか? ヒラリーマン |
あのJu87でさえ、急降下爆撃では戦車に対して有効な兵器とはなり得ませんでした。Hs129やJu87G、あるいはハリケーンIIDが機関砲を装備しているのは、「爆弾では役に立たない」ということを証明しているようなものです。
シュトルモビクが対戦車攻撃機として有効だったのは、機関砲装備もさることながら、ひどい小便弾の弾道を描くとはいえロケット推進爆弾が用意されていたということが大きいと思います。
タイフーンに代表される西側連合軍のヤーボも、対戦車攻撃にはロケット弾を主用しています。
まなかじ
しかし、そんなこと本当に可能だったのですかね…。
Revi
たった今思いついたんですが、当時の地上攻撃機にとって機銃はスポッティングライフルだったんじゃないでしょうか?まず機関銃で撃って当たったらロケット・・・・。飛躍してますかね?
追伸 あまり聞きませんけどドイツ空軍も空対地ロケット使ってたんでしょうか?
赤頭
空対地ロケットはWW2のルフトヴァッフェも使用しました。
世傑のFw-190の記述によると,ランチャーはかなりの機体が
装備したものの弾薬の輸送がうまくいかずあまり戦果を挙げ
ることはできなかったようです。
”&”
日本海軍の 50Kg 噴進弾の弾道は 7.7mm 機銃と同一だったので、これを利用して「強風」にロケット弾を付け夜間銃爆撃する訓練が行われたものの、実戦には出ずじまいで終わったという記事を読んだことがあります(訓練における命中率は良かったそうです)。
英軍の対地ロケット弾の場合、照準器にロケット弾用の俯角モードが追加されている位なので「機銃をスポッティングライフル代りに使う」ことは無かったようです。
対地用ではありませんが、ドイツ軍の R4M 空対空ロケット弾の弾道は MK108 30mm 機関砲とほぼ同一だったので補正照準の必要が無かったそうです。
以上、雑然としていますが参考までに。
ささき
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ヒラリーマン