QQCCMMVVGGTT
2082 聞いた話なのですが、ふつう旅客機には落雷しても大丈夫なように
避雷針(?)がついていると聞いたのですが軍用航空機にも避雷針(?)
は付いているのですか?

幻雲

  1. 避雷針というか、機体に溜まった電気を放電する為の放電索というものが付いています。翼の後縁や機体の後部に付いている細い棒がそうです。飛行機は被雷しなくても、飛んでるだけで空気との摩擦で静電気が溜まってしまいます。もちろん軍用機にもついています。近年の、複合材を多用した戦闘機などは随分たくさん付いてます。
    (N)

  2. レーダーを落雷から保護する為にレドームにライトニング・ストリップという物を取り付けたりはしてますね。
    ただし形状は針状ではなく定規を長くしたような物をレドームに数本べったり貼り付けた感じです。あくまで
    レーダーの保護の為の物で想像しているような避雷針ではないです。
    ちなみに旅客機に落雷すると、あまり大丈夫じゃありません。雷の入点は数mに渡って直径0.5mm程度のニキビ状の
    クレーターが発生し、ひどい時は外皮に穴(直径数mm)があきます。雷の出点は大抵翼端や尾翼先端ですが
    数cm程度損失している場合がほとんどで、(N)氏のおっしゃる放電索も雷の出口になりやすく、まるごと無くなって
    いるのを見かけます。
    jas1

  3. ↓F-2の尾翼についている放電索
    >http://homepage1.nifty.com/nekosuke/Resources/f-23_w500.jpg
    ガンヘッド507

  4. 皆様御回答ありがとうございます。
    確かに付いてますねーコレ。
    幻雲


Back