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旧日本機の機体内部色(透明な青又は青緑の方)は緑青をアルコールで溶かしたもので、金属面にケガキ線を入れるのに使用し塗料自体はその使用目的から剥がれやすいものだった といった内容の記事を読んだ記憶があります。緑青の毒性は殆ど無い事が解かったそうですが、素人考えでは剥がれやすい塗料は何度か飛行すれば剥がれ落ちて金属面が露出し機体内部の防錆には不向きだったのではないかと思われます。この記事の内容は間違いないのでしょうか? rokusyou |
海軍機を例に挙げれば、機体内部、外部問わず、塗装仕上げについては一定の塗料を塗るのではなく、その部分部分の材質に応じた塗料と仕上げ法が規定されています。こうした塗粧法は「機体工作標準」というマニュアルに沿って行われます。モデラーが気にする外面の上塗り塗料は最後のひと仕上げに過ぎません。模型誌に書かれた塗装解説はその機能面は全く考察していませんので注意して読むべきでしょう。
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