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2056 パールハーバーを観て、逃げようとする零戦21型が一機と追跡するPー40が一機の場合、P−40がしっかり零戦21型の後について、零戦21型を撃墜することは可能なのでしょうか?
また、P−40の最高速度とエンジンの馬力をおしえていただけないでしょうか?
BQ

  1.  カタログスペックでは、P-40の方が零戦よりも最高速度が速い
    はずです。両機ともカタログスペック通りの最大速度が出せると
    いう仮定で最大速力で零戦が逃げ、P-40が最大速度で追跡すると
    いうシチュエーションでは、零戦の運動性能の良さが失われるの
    で回避出来ず撃墜される可能性はあります。

     ただし、実際の空戦ではこの様なシチュエーションが、以下の
    理由より、発生しにくいのが実情です。

    1、巴戦での空戦が多く、P-40が零戦のバックをとっても、零戦
     の低速域での優れた旋回性能により、すぐかわされることの方
     が多かった。
    2、加速性能が零戦の方が優れていること。このため、低速域で
     P-40が零戦を追跡し始めても、追いつきにくい。
    3、カタログスペック通りの最大速度が出るとは限らないこと。
     (観測条件の問題や、機材・燃料等の都合などの理由から)

    アッサム

  2.  P−40のパイロットが、「零戦はP−40より速いから気を付けろ」と言っていましたが、開戦時には米軍のパイロットは零戦の存在を知らなかったはずなのに……。
    絵塗師

  3. 日本側の戦訓では台南空でも三空でも同じように零戦より約20ノット速いと認識しています。十七年までの零戦にとって敵機といえばP−40でした。P−40はそこそこの強敵だったんですよ。P−40との戦訓は次世代の海軍機に大きな影響を与えています。
    裏を返せば喰われた機も多かったということでしょう。
    BUN

  4. ↑強敵というよりは、最高速度程度で主翼にしわがより、
    高速になると舵が非常に重たくなる(これは初期だけではないですよね?)
    という初期の零戦の欠陥をよく認識していたということではないでしょうか?
    すなわち、ある程度の高度で遭遇した場合に急降下で逃げるP-40を捕捉できないし、
    へたに追跡したら速度の出しすぎで最悪空中分解、もしくは舵が重たくなって操縦不能になり、
    地面か海面に激突という零戦の欠陥に現場の部隊が相当いらだっていたということではないでしょうか?
    私は戦記とかは師匠とは比べるべくもなく読んだ量は圧倒的に少ないですが、
    私の推論までに・・・

    けどどっかに「零戦は欠陥機」とかいう記述があったりして・・・
    P-kun

  5. ↑フライングタイガースの連中は「ゼロは急降下一撃離脱で対処できる」と豪語していたようですが、彼等の主な相手は隼・97戦だった筈です。アメリカ側の戦記では99軍偵まで「ゼロファイター」と誤記されてる場合もあり、あまり信用できません。
    ささき

  6.  開戦前、フライングタイガースからは本国宛に「日本の新型戦闘機」に関しての結構鋭いレポートが提出されていた筈です、、しかし、顧みられなかった。というのをなんかで読んだ記憶が・・・
    tackow

  7. >6.日本軍が誤爆により撃沈したパネー号の船底には撃墜した零戦の残骸が積まれていたとの噂があります。日本はそれを知っていて撃沈し、すぐに補償し、引き上げを打診したとの事。もちろん引き上げは「してくれるな」との事だったらしいのですが。
    オンブー

  8.  あぁ、思い出した。「零戦燃ゆ」でした。フライングタイガースじゃあなくて中国駐在武官のリポートでした、、ちゃんと確認しないと駄目ですね。
    tackow


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