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1973  第2次大戦機の燃料タンク修理について教えてください。
主翼内タンクに被弾して帰投後、インテグラル、セミインテグラルタンクと防漏、非防漏にかかわらず内蔵式タンクはそれぞれどのような手順で修理したのでしょうか。
 また、それぞれのタンクのどれが修理時間が短かったのでしょうか。どなたかご教示下さい。
 
gsz

  1. 通常の型式のタンクは防弾タンクであってもなくても取り外し可能になっています。零戦でも疾風でもプラモをひっくり返して見ればその部分のパネルの表現が違うことに気がつくでしょう。
    この点、インテグラルタンク装備機は燃料タンクの修理が難しく、大きく破損した場合は航空廠に下げての修理となるためにただでさえ少ない実働機を更に減らす結果となったとの戦訓所見が残されています。しかし、我が海軍の場合は多大な努力にも関わらず、哀しくも何故か同機種の交換用燃料タンクに互換性が無い場合があり、燃料タンクの交換の為に航空廠まで下げる必要がある場合も多かったようです。
    このように通常の燃料タンクは交換可能ですので、建前としては前線で迅速に交換できたのです。でも現実はやや哀しかった、ということでしょう。また零戦の場合、防弾タンクと非防弾タンクの互換性を確保したのは二十年の春以降であることが図面で確認できます。
    BUN


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