QQCCMMVVGGTT
1969 この歳でこういう質問はどうかと思いますが、質問させていただきます。飛行機(機体の大小問わず)を扇風機で飛ばすことは可能なのでしょうか?もし可能ならば、飛行機を飛ばすには、扇風機を何台翼の上に載せればよいのでしょうか?
デストラ−デ西武

  1. ちなみに、ゴムとばしのおもちゃの飛行機とかではないので、あくまでも本物についてですからそこのところよろしくお願いします。
    設問者

  2. ふつうの扇風機では推力/重量比が悪すぎてダメだと思います。
    まなかじ

  3. 重量やパワーもさることながら、扇風機の風速ではふつうの飛行機を離陸させるのは無理でしょう。
    プロペラ推進では、プロペラの後流以上の速度を出すことは出来ません。当たり前ですよね。プロペラの後流よりも飛行速度が高いということは、プロペラに流入する気流が減速されていることになってしまいますから。
    それで、扇風機の風速がどれくらいかは知りませんが、仮に秒速10m(風としたらかなり強い)としても時速36kmにしかなりません。
    これでは例え何台並べても飛行機を飛ばすのは無理でしょう。

    便利少尉

  4. プロペラはそれ自体が翼の形状をしていわば揚力を前方に向かって発生してるわけだから、プロペラと扇風機では全く機能が異なります。従って、扇風機を持ち出すこと自体に無理があると思います。飛行機はプロペラで風を作って飛行するわけではありません。
    dari

  5. どうでもいいことかもしれませんが、船のスクリューって扇風機とよく似てますよね。
    山本山

  6. >4
    それではダクテッド・ファンは揚力を発生しているのか、それとも後ろ向きの風を起こしているのか?
    ターボファンはどうでしょう?
    便利少尉

  7. ↑今、私も模型飛行機にあるダクト機方式を取ってみたらどうかな、と考えていたところです。ただ、ダクテッド・ファンを機体内部に格納し、狭い空気路で前から吸いこまれた空気が加速されるような方式にしないと、効率が上がらないのだろうか?ところで、飛行機に当たらないかもしれませんが、ロシアのWIGで機体上にダクテッド・ファンをつけてたものがあったような。
    しかし、首振り機構はなく危険防止用の金枠もなく、モーターとファンだけというプリミティブなものを「扇風機」と呼べるのか(送風機?)、という根本的な問題があるけど。
    アリエフ

  8. しょーもない突っ込みですが、コンセントは何処に差すのでしょうか。
    ささき

  9. プロペラもジェット推進の一形態では?
    揚力ではなく推力かと・・

    林檎

  10. プロペラ・ブレードが翼だという意味がわかってもらわないと。
    dari

  11. もちろん発生するのは推力と言いますが、それで”いわば”と言う言葉をつけたのです。
    dari

  12. >8
    もっとしょーもないツッコミですが。
    差し込むのはプラグ、差し込まれるのがコンセントかと。
    便利少尉

  13. プロペラ・ブレードは「翼」で扇風機のは「羽根」ですね。
    では扇風機に近い形のスキュード・プロペラは?
    それからオスプレイのようなチルト・ローターが発生するのは推力か揚力か?

    いやゴミはともかくとして。
    飛行機のプロペラと家庭用(ですよね?)の扇風機では、原理は同じでも目的が
    違います。
    プロペラは前に進むのが目的、扇風機は風を送るのが目的です。

    ですからプロペラの理想としては、空気の後流が全く発生せず、固体に捩じ込む
    ように前進するのが望ましいのです。しかし空気は密度の低い流体なのでそうは
    いかず、せめてエンジンその他を極力軽くすることで動きやすくしています。

    扇風機は逆に動いては困ります。全てのエネルギーを空気に与えるのが理想なの
    で、本体は動かないようにある程度の重量があった方がいいわけです。電気モー
    ターを使うのは主に動力源の得やすさと静粛性ですが、そのために重くなっても
    それは扇風機としては合目的的なのです。

    で、結論として扇風機で飛行機は飛ばせないと思います。なぜならそう作られて
    ないから。
    超軽量ですぐ吹っ飛ぶ扇風機とか、やたら大出力で固定するのに苦労するような
    扇風機があれば別ですが、それでは家庭用の扇風機としては使えないでしょう?

    石垣

  14. >4
    大変ビックリなのですが
    >飛行機はプロペラで風を作って飛行するわけではありません。
    えっ!そうなの。これは極論ではないですか?
    揚力によるものもあるでしょうが、風力(推力)が主のような気がします。(先に出たターボファンなども考えると特にそう思います)

    扇風機でも、業務用(特に映画などで使われるもの)であれば、セスナくらい飛ばせそうだし、ウルトラライトプレーンのプロペラなら家庭用扇風機(改)でできそうな気もしますけどね。(今、鳥人間コンテストの人力プロペラを頭の中に浮かべています。)

    完全に感覚だけで言ってます。そうではないのですかね・・・
    Jack&Betty

  15. ウルトラライト・プレーンとかパラグライダーでも、家庭用扇風機だと難しいんじゃないでしょうか。
    電気式だとバッテリーなり発電器なりの重量物を積む必要があるし。電気以外だとスターリング・エンジンなんてのもあるにはあるけど出力弱そうだし。
    ↓これね。
    http://www.stirling-engine.com/SThistory.html

    石垣

  16.  もちろん、プロペラによる推力はブレードの翼だけでなく、大量の空気を高速に運動させる2つの力を合わせたものです。前の発言も”風だけじゃない”という意味じゃないかな?
     でも、”飛行機を飛ばせるか”ってどうゆう意味なんでしょ。家庭用扇風機で離陸させるのはどう考えても不可能でしょ。まず、扇風機で機体を地上で滑走させるのも無理なんじゃないかな。すでに、空中にある機体で扇風機を回してみたところで、果たして飛行させてると言えるのかな?


    のりまき

  17. 翼から見れば揚力、外から見れば推力。
    圧力差により生ずる力を見るか、圧力差によって結果的に生ずる空気の流れ(量×増速)
    の力を見るかの違いで、どちらも同じ力を見ています。
    揚力と推力は等価です。
    あと、扇風機とプロペラの原理を別に考えるのは難しいと思います。
    扇風機の羽根に揚力が生じていないと説明するのは難しいかと。

    林檎

  18. >15
    >電気式だとバッテリーなり発電器なりの重量物を積む必要があるし
    その通りですね。この辺りを考えて無かったです。

    >16
    >まず、扇風機で機体を地上で滑走させるのも無理なんじゃないかな
    そうですね。何個扇風機を置いてもピクリとも動きそうも無いですね。

    >17
    >あと、扇風機とプロペラの原理を別に考えるのは難しいと思います。
    ということは、家庭用扇風機のモータを高出力化、羽を大直径化等々、改造を施しした場合、理論上はプロペラの変わりになることもありえる。と思ってもよろしいですか(あくまで理論上です。)

    Jack&Betty

  19. いちおう発電器とか積まずに電気飛行機を飛ばす方法も研究されてたりします。
    http://www2.crl.go.jp/kk/CRL_News/back_number/201/201.htm

    でもこれもやっぱり重量との戦いですね。

    で、よく読むとこの実験って横須賀の追浜でやってますね。写真に夏島が写ってる。
    石垣

  20. >18
    >ということは、家庭用扇風機のモータを高出力化、羽を大直径化等々、改造を施しした場合、理論上はプロペラの変わり
    >になることもありえる。と思ってもよろしいですか(あくまで理論上です。)
    電源をどうにかしたとして、凄く軽くて強力なモーターで大きな扇風機を回せば飛行機だって滑走させることはできるでしょう。
    ただ、それで飛べるかどうかは少し疑問です。扇風機の羽根形状は低速で大量の風を作り出すことを目的に設計されています。
    (3)で便利少尉さんがおっしゃっているように、送り出す風速より速く物体を動かすことはできません。
    だから扇風機の風速が飛行機の失速速度より低ければ、どこまで走って行っても永久に離陸はできません。
    風速を上げるには回転を上げればいいのですが、扇風機のように過剰な幅広の羽根を高速で回そうと思うと物凄いパワーが必要になってしまいます。
    また、扇風機の羽根はピッチが固定されており、そのピッチも高速の風を作り出すには不向きな(過大な)ものです。
    そこで羽根をもっと細くしてピッチを浅くすれば…それはもはや扇風機とは呼べず、飛行機のプロペラに近いものになってしまいますね。
    ささき

  21. モーターを替える。プロペラを替える。この二つを実行しただけで、もうそれは扇風機ではない。
    傍観者

  22. そんなことが出来るなら、もう誰かがやってるはずだ。そろそろお開きにしないですか。
    一般人

  23. 何か誤解があるようですが、時速500Kmの飛行機だって静止状態で時速500Kmの風を作れるわけじゃありませんので。以上、念のため。
    須田博

  24. >23 そうでした吹き込み流の考慮を忘れてました。
    ささき

  25. そうだ、まず家庭用扇風機に車輪だけをつけて自走できるようにしましょう。それからですよ、飛行機に取り付けるのは。これが出来なきゃ、飛行機を離陸させられませんよ。
    タラ


Back