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2週間ほど前に見たTV番組で自衛隊パイロットの視力低下が起こっていると とりあげていましたが、その中で「一流のパイロットは40km先の飛行機を識別 (発見?)できる」と言ってました。雲一つない高空でのことでしょうが、実際 可能なのでしょうか? はしもっちゃん |
alphabetta
加藤寛一郎著「飛行のはなし」技報堂出版より、F−86時代の名パイロット原田実氏の回想。なおレーダーに映った敵機の目視捜索は距離20マイル(36Km)から始まるそうですから、抜群に視力の良いパイロットなら40Kmでも探知できるかも知れません。
ささき
はしもっちゃん
海軍の特攻隊の直掩機の操縦者の回想で、以下のような内容の事が書かれていたのを読んだことが有ります。
「直掩機は、敵機に攻撃されても、積極的に反撃をしていはいけない。囮となって敵機の攻撃を受けて、特攻機に敵機の攻撃が及ばないようにするのが役目である、との命令を受けていた。(私は、このへんが海軍の特攻直掩機での戦死が特攻戦死扱いにされた一因ではないかと思っていますが・・回答者)。 しかし自分には自信があった、自分は四万メートルさきの敵機を見つける自身があった、この距離で敵機を見つけると、特攻機を敵機の攻撃を受けないように誘導回避す事が出来るからである。」
これを読んだ時、大阪の空から京都の空の敵機を発見出来るのか。と、驚いた事が有りました。(ひょとしたら六万メートルだったかも知れませんが)
静止視力によるのか、動体視力によるの分かりませんが、動体視力であれば訓練次第で相当によくなるはずです。(私は、イチローには、ボールは止まってorスローモーションで見えていると思っています。)
アフリカの原住民は、地平線上の動物を見ることが出来るそうですが、それでも約4.5kmですから40kmは、凄い距離だと思います。
roht
無頼庵