1947 |
どうやらニュージーランド空軍の(実質上の)解体がほぼ決定したようです。 そこで気になったのですが、ニュージーランドには過去、国産機と呼べるものは存在したのでしょうか? 私が調べた限りでは、PAC CRESCOというブカッコウな農業機しか見つけられませんでした。 ほかにもあるぞ!という方教えてもらえませんか(できたら軍用機を)。 Jabo |
詳しいいきさつを教えて下さい。
<コタエでなくてすみません>
提督
戦闘機などの攻撃用航空機を全廃して、PKOに使うための輸送機ほか最低限必要な機体のみになるそうです。
理由としては「ニュージーランドが侵略される可能性はない。したがって攻撃的な空軍は不要」なんだそうです。
ただ、国民の60%は軍の存続に賛成しているそうで、政府はかなり強引な決定をしたようです。
個人的意見ですが、たとえ国が戦争を放棄しても戦争はその国を放棄することはないと思うのですが・・・。
Jabo
第2飛行隊、第75飛行隊のA−4Kスカイホーク 19機と第14飛行隊のMB339CB 17機を年内に退役させ
これらを運用する航空攻撃軍オハケア基地の航空団を廃止するそうです。
ゆゆゆ
エアロスペース エアトレーナー CТ-4。ビクタ社の軽飛行機エアクルーザーの製造権を買って、改造した練習機。ロケット弾ポッド取り付け可。1972年初飛行。
エアロスペース フレッチャー FU-24。米フレッチャー社が開発した汎用機の製造販売権を購入して生産。農業型と輸送型があり。クレスコはこれの発展型。
とりあえず3種ほど見つけました。エアロスペースは、今はパシフィック・エアロスペース・カンパニー・リミテッドと呼ぶようです。
CТ-4Eはニュージーランド空軍のセントラル・フライング・スクールで使用中。
ノースバーグ
私もニュージーランド空軍のホームページ(http://www.airforce.mil.nz./)を見てきましたが、この程度の戦力じゃ維持するだけ税金の無駄と思うのも当然かも。
>CT-4
空自のT-3クラスの機体のようですね。やはり戦闘攻撃機の類はないみたいですね。
パシフィック・エアロスペース・カンパニー・リミテッドについてはよくわかりませんでした。最近は宇宙産業にも手を出しているようですが・・・。
確かに現状では空軍を維持するだけ無駄のようですが、一度失った技術と経験、さらに軍の伝統や誇りのような精神的なものはイザというときにすぐ取り戻せるものではありません。
隣国のオーストラリアもかかわっていますが東チモールなど、地域から完全に火種がなくなったわけではないし、やはり1コ飛行隊だけでも戦闘/攻撃可能な部隊を維持するべきだと思います。
最後に検索中にヒットした記事を一つ。
戦闘機パイロットが豪空軍に求職=ニュージーランド
廃止が決まったニュージーランド空軍戦闘機部隊のパイロットが、隣国オーストラリアの空軍への入隊を希望する電子メールを送っていたことが10日、分かった。
両国軍間には相互協定があり、制度上、入隊は可能。豪空軍は、戦闘機パイロットが民間航空会社に転職するケースが多く、人手不足に悩んでいたため、採用に前向きという。
ニュージーランド空軍の戦闘機部隊が廃止されると、パイロットや整備士など約700人が失職する。軍は他の部署への配転を検討しているが、パイロットの1人は「武器のない飛行機に乗るつもりはない」と話しているという。
Jabo