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1917 ww2のソ連空軍はYak-9やLa-5といった戦闘機やIL-2といった攻撃機は
どんな編成、部隊構成だったのでしょうか?
またどのような任務(攻撃)をしていたのでしょうか?
(陸軍に引っ付いて直援だけですか?)
未知

  1. ソ連空軍は、基本的に方面軍司令官の指揮下に入ります。

    1942年5月までは、戦闘機なら戦闘機、爆撃機なら爆撃機ばかりの飛行師団を2〜3個集めて「航空軍団」を作り、これをいくつか方面軍の麾下に入れていました。
    しかし、これでは航空戦にはシロウトの地上軍司令部に全面的に作戦立案を委ねなくてはならず航空戦の実情にそぐわない…というか全く対応できないことから、空軍がある程度独自での作戦行動をとれる、すなわち方面軍司令部からの命令を空軍なりに解釈して有効な対応をとれる組織として「航空軍」を編成するように改めます。
    航空軍はかなり大規模な組織で、戦闘機・地上攻撃・偵察・長距離各種飛行師団を10個ほども指揮下に置き、方面軍担当戦域全体の航空作戦を統括します。42年11月までに18個航空軍を編成し、定数だけでいえば2万機に迫る勢力でした。
    飛行師団は3個連隊からなり、連隊は3個飛行隊からなります。
    1個連隊は定数40機、1個師団は120機に本部予備4機を加えた124機が定数です。

    また、これら前線航空軍とは別に、1942年初めにドイツ空軍のモスクワ空襲に対応して、防空戦闘機隊を集めた「防空戦闘航空軍」を編成し、防空戦闘機を一元的に運用するようにしました。
    こちらも終戦時には1万機強の勢力を有しています。
    とはいえ、終戦近くまで早期警戒網といえば地上監視哨に頼っていましたので、戦闘機の航続力の小ささとともに機数ほどの威力は期待できませんでしたが。
    また、それゆえに防空専門の部隊(もちろん各地に分散しているのですが)にこれほどの機数を要したとも言えます。
    まなかじ

  2. ありがとうございます。
    昔ソ連映画で将軍達が会議しているとき空軍の指揮官が同席して(確か階級は下)
    い色々話してるシーンがあったので、急に知りたくなりました。
    未知

  3. 一万機もいたら空港不足にならないですかね
    未知

  4. ↑たくさんの急造飛行場を造っていたのではないでしょうか。社会主義国で土地は国有化されているから、当時の日本以上に土地収用は容易。ただ、独ソ戦当初、多くの航空機が地上でドイツ軍の空襲により破壊されていることを考えると、戦争末期の日本で「牧場」をたくさん造った時ほど、分散・隠匿配置は徹底していなかったのではなかろうか。
    アリエフ

  5. プロペラ機は草地の滑走路からも運用できますので、草を刈って土地を馴らした程度で滑走路ができるようです。山ばかりの日本やジャングルばかりの南洋に比して大陸は平坦で開けた土地が多いですし。
    ささき


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