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高速競技機などに採用された翼面冷却もしくは、表面冷却はどの程度のエンジンまで冷却できるのでしょうか?(馬力、基数等) げるぐぐ |
- 面積さえ足りていれば、何馬力でもいけます。ただし、冷却液/水蒸気循環系統の能力による限界はあるでしょうが。
ちなみに、スパーマリンS.6Bの場合、面積約13.5平方メートルの主翼の両面とフロート上面(面積不明。図面でみる限り左右合計でも翼片面分より狭いか?)を使って2350馬力のエンジンを冷却しています。
Schump
- 「架空機」のげるぐぐさんのカキコを見てきたので追記。
表面冷却と一口に言っても、
A.冷却液細管そのものが機体表面に並んでいる。
B.外板が二重になっており、ここに熱せられた冷却水を拡散させ、気化させて放熱する。
C.同じく二重外板だが、冷却液は液体のまま流れる。
といったバリエーションがあります。
1.で例にしたスーパーマリンS.6Bの場合、冷却水がB、潤滑油がA(胴体側面)となっています。またB、Cの場合、外側外板が平滑なものもありますが、波板にしたりディンプルをつけたりして表面積をかせぐこともあります。
Schump
- うーん。おうちで資料を見ると、S.6Bの表面冷却器内が「蒸気」になってるのと「熱湯」になってるのがあるです。MC.72は確実に「熱湯」のようだけど。オイルクーラーも性格には波状外皮と平滑な内皮との間がパイプを形成している構造だし。
Schump
- Schump様、あからさまに”シュナイダ-”ネタの質問、ご回答ありがとうごいざいました。
げるぐぐ