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1800 現代の戦闘機って、チャフやフレア以外でミサイルから期待を守る方法って
持ってるんですか?映画なんかではかわしてますが。(はずれたのかな?)
グッドマン

  1. 「機体」の間違いでした。どうもすいません(恥恥)
    グッドマン

  2.  回避する、というのは実はそう難しいことではないようです。
     特にAIM−9などの格闘戦誘導弾は発射直後から急激な運動を余儀なくされるので、チャフやフレアで幻惑しながら急激な機動を行い、追尾装置の探索範囲から離れることで回避できるそうです。

     あと、誘導弾の本体は見れば分かる通りかなり細いですから、高G下ではぽきっと折れてしまう、というのもきいたことがあります。
    居眠り将軍

  3. Web上ですと
    http://member.nifty.ne.jp/onami/kawashikata.html
    をお読みいただくのが一番かと。

    ミサイルがGで折れると言う話は聞いたことないです。




    たかつかさ

  4. 戦闘機とは違いますが、AH-1SについてたALQ-144赤外線妨害装置。あれって効くんでしょうか?
    ガンヘッド

  5. わたしも高G状態でミサイルが折れることがあると聞いた
    ことがありますが、具体的戦例はわかりません。
    最近のミサイルは機動性の向上とともに、この点も改良
    されているのではないでしょうか。

    ベトナム戦で米軍のミサイルを機動で回避するミグの写真
    を見た記憶があります。

    ECM機器やECMポッドも対抗措置の一つだと思います。

    だれか、AH-1を携SAMで撃ってくれればわかるんでしょうけど。(笑)
    SAW

  6. >3. で紹介された文章を読むと、「高Gでミサイルが折れる」話の出典のひとつは新谷かおる氏の「ファントム無頼」のようですね。新谷氏の漫画は魚雷を垂直に撃って潜航中の潜水艦を撃沈したり、一式陸攻の尾部 20mm で F6F を叩き落としたり、気合と根性と男のロマンで物理法則の限界を突破することが多々ありますから信憑性のほどは…(苦笑)
    ささき

  7. ミサイルは高Gで折れてしまいます。しかし折れるのはサイドワインダー等
    特定の細長い機種のみで、安価なサイドワインダーの欠点だと
    戦闘機入門(著者碇 義明)には書かれています。
    こちらは信憑性の高い本です。
    伊達邦彦

  8. 私は、航空情報の別冊かなんかで見ました
    SAW

  9. >サイドワインダーは折れる
    「サイドワインダー」と一口に総称できるものではないです。
    これは相当昔の話だと思います。
    少なくとも、今のサイドワインダーは20G機動さえこなします。
    たかつかさ

  10. 初期のデッドコピー(中国PL−2とかソ連R−3とか)は折れた
    可能性がありますね。
    そう考えるとPL−9で直径を太くしているのは強度対策?とも
    勘繰りたくなります。
    タイ駐在員

  11. サイドワインダーがプガチョフの真似したらあるいは(w
    もし折れちゃったら構造屋と制御屋が大喧嘩ですね。
    素人考えだと折れない様に飛ばすのが筋だと思います。
    制御屋が折ってやろうと考えればきっと折れてしまいます。

    林檎

  12. 的を外すくらいならいっそ折れた方が・・・
    そう考えているならどちらの罪でもありません。
    折れないまま的を外すより一か八かにトライする方が上策ですね。
    なにしろミサイルですから。

    林檎

  13.  サイドワインダーとその眷属って、58年の実戦参加以来、世界中で使われていますが、戦記、レポートの類で折れたって話は聞いたことがありません。
    「戦闘機入門」も持っていましたが、結局、いつ、どこでの基本情報がない以上、もっともらしい都市伝説のようなものではないでしょうか?
     そもそも初期型のサイドワインダーにそんな機動性があるとは思えません。
    anhbeo

  14. ↑「折れた」という記述はないけど、高G機動が主要因と思われるジンバルの停止
    や冷却系、制御翼周り、近接信管の破損による不具合は報告されてるよ。
    sorra

  15. 「ロックオンして、ミサイルが濃い青空に光を放ちつつまっしぐらに飛んでいった。先日見たスターウォーズの場面とそっくりだ。わくわくしながら爆発の閃光があるのを待った。でも、時間になっても何の変化も表れないのだ」「こういうときは昔の戦法の戻るのが一番だ。自機の速度をあげてぐんぐん接近した」
    「イスラエル空軍」という文庫本の中に、記憶違いは一部あると思いますが、このような記載がありました。
    ミサイルを射っても、相手にかわされるというよりも、単にあたらなかった、という事例のようです。
    benben

  16. サイドワインダーが折れたシーンで有名?なのが「エリア88」(ファントム無頼の方はよくわかりません)で、風間真とイタリア人のマリオとともに、敵に撃たれたミサイルから逃げるために、背面のまま急いで急旋回して高いGで頭に血がのぼって破裂しそうになるが耐えて(!)、ミサイルの方が先に高Gに耐えかねて折れてしまうシーンです。
    今思えば、ちょっとムチャクチャかも。
    benben

  17. あれ、いつの間にかツッコまれてる?
    >14 答え教えてもらっちゃってますけど、やっぱ、折れる前にどっか壊れると思うのですよ。これだけ有名な定説なのに、誰も実例を知らないというのは???
     噂の主としては、サイドワインダーとシェア争いしてた、太っちょファルコンが怪しいと私は邪推してます。
    anhbeo

  18. 90°ターンするAIM-9Xなんかはその辺は克服されてるんでしょうね、多分。
    ガンヘッド

  19.  初期のサイドワインダーは高G機動をかけている際に発射できないという問題があったそうですが、
    これが曲解して伝わって折れる、という話になったのでは?という気がします。
     因みに同時期にAIM-4はAIM-9より高G機動をかけても発射可能だったので、その点はAIM-9より
    評価されていたそうです。
    大塚好古

  20. おっと。一件だけ似たような事例発見。
    固体ロケット燃料のケーシングの強度不足から内破=>爆発という事例がベトナム戦
    争時に少なくとも一件。これは米国の報告書より抜粋。
    …初期のサイドワインダーって欠陥だらけだな(苦笑)
    sorya

  21.  15>何かの航空雑誌のの記事で、アメリカ軍はAMRAAMは敵がいかなる機動をしてもかわせないように作られていると言っていたが、これは誇張だろう。だいたい、ミサイルをかわせないのなら、現代の戦闘機の運動性は必要ありません。もしミサイルをかわせないのなら、極端な話、輸送機にミサイルを大量に載せればいいのです。そもそも、当のアメリカがATFでF−15以上の運動性を要求している矛盾をどう説明するんだ? 
     本題に戻って、ミサイルをかわせる理由を説明すると、ミサイルは戦闘機に比べて、スピード・最大旋回Gは勝っていますが、旋回率では遥かに戦闘機に劣ります。運動性というのは、旋回Gの大きさよりも旋回率の方が重要です。この事を理解せずに、アメリカはミサイル万能論を唱えて、機銃の無い初期型F−4 ファントムを作り、ベトナム戦争当初、背筋が凍る思いをしました。
    4>AH−1SのALQ−144赤外線妨害装置は有効だと思います。原理はECMの赤外線版だと記憶してます。この装置を着けたのは、ベトナム戦争の教訓だったと思います。
    ザイドリッツ


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