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1791 少し疑問に思いましたので質問させて頂きます。
96艦攻は全て解体されたのでしょうか?
開戦当初に鳳翔に搭載されていた他、一部で運用されていたぐらいで
それ以後96艦攻は殆ど出てきません。
対潜機として、そして、護送空母で運用することを考えると
97艦攻より複葉の96艦攻の方が優れていると思うのですが
何故、96艦攻を利用しなかったのでしょうか
それとも、何か理由があるのでしょうか
既に廃棄処分されてしまったとすると
93式中間練習機を対潜部隊に投入してことを考えると
大変、勿体ないと思うのです。ぜひ、この辺りの経緯を教えてください。

あきんど

  1. ちょっと返答がないようなので曖昧返答を。
    ミッドウェイで、空母被害後、何かの艦載機が後方の味方部隊の
    ところに行ったところ、鳳翔が見えて、その搭載飛行機が「複葉機」
    だったので、あきれた、という戦記の文章がありました。複葉機は
    対潜警戒をやっていたとのことです。この複葉機が96艦攻であるか
    どうかは不明です。
    benben


  2. その艦載機は96艦攻です。
    ミッドウェーの時に鳳翔に搭載されていたのは
    96艦攻ですから
    え〜と
    自分の調べた限りでは
    昭和17年までは
    大鷹に搭載されていたり、マーシャルに配備されていたりと
    確認できるのですが
    昭和18年以後殆ど見かけないもので

    あきんど

  3. 生産中止となった96艦攻は、18年ごろまでには摩耗等で無くなった、
    のではないかと推測します。
    93式中間練習機は、練習用に生産が続いていたので(推測)、まだ
    対潜用に使うことができたのではないかと(これも推測)思いますが、
    このへんの事情、私にはよくわからないです。

    benben

  4. ちなみに、九六艦攻は13年までの生産機、九三中練は20年まで生産が続けられております。開戦時すでに九七式一号艦攻が整備練習機材に使われていることなどを考えると、九六艦攻は随分と「大事に使われた」のではないでしょうか。


  5. 私の「推測書き込み」に貴重な情報を付け加えていただき、
    ありがとうございます。(^_^)

    benben

  6. 昭和二十年には「現用シアラザルモノ」に分類されていますね。
    BUN

  7. その同じ20年にはまだ九六艦爆は現用機の扱いのままですね。この辺は九六艦爆と九六艦攻の生産機数、400機と200機の差なのでしょうか。


  8. 九六艦爆は「現用」の機があったのではなかったかと記憶しています。何処でその記録を見たのか思い出せないのですが・・・。
    BUN

  9. 九六艦爆は確か台湾からの特攻攻撃に使われてますよね。
    大塚好古

  10. 九五艦戦も「現用シアラザルモノ」ですが、戦後写真に結構何機も写ってますね。


  11. 反応がないため
    最初はレスを頂けないかと心配しましたが
    多くの方にレスを頂き
    まことにありがとうございます。

    結局は老朽化のため使用不可ということですね
    わかりました。
    自分としては
    旧式のため生産が停止していたとしても
    部品ぐらいは作っていると思っていたのです。
    また、職人芸的な整備士達の努力などの結果
    ひょっとして運用させられたかもとも思ったのです。
    ですから
    運用されなかったのは
    何か特別の理由があるのではないだろうかと

    しかし
    96艦爆を運用して、何故96艦攻を運用しなかったのでしょうかね
    生産数が少なく、生産期間が短かったため部品等が少なく
    他の機体より早く老朽化してしまったということなのでしょうか
    複葉のため見た目が旧式にみえますが
    そんなに悪い飛行機じゃないはずなんですけど
    あきんど

  12. 九六艦攻も終戦時相当数が残っていたという情報もあります。
    練習航空隊、整備練習航空隊で使われていたのは間違いないと思います。



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