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B-29に関する質問ですが、B-29は、一万メートルの高空を飛べた高性能爆撃機だったとたいていの高校や中学の歴史教科書に書いてありますが、しかし、実際の実用上昇限度は9700メートル弱です。なのになぜ1万メートルと書いてあるのでしょうか? 歴史家 |
1から10まで正確に記述する必要はないと思います。
円周率とは異なり,極端な話B−29の実用上昇限度が10000m
だろうが9700mだろうが誰も困りません。
B−29の実用上昇限度を正確に記述しなければならないとしたら,
関東大震災で何人の方が被災されたのか,私の教科書には
罹災者約350万人と書かれていますが,例えば罹災者351万2345人
と書かなければなりません。もしそのような記述があったとしたら,
どんな方でもばかばかしい,と思われると思います。
このような細かい数値をいちいち教科書に記載する意味があるでしょうか?
というわけで10000mと書かれているのではないでしょうか。
乱文ですが私見を述べさせていただきました。
”&”
・B-29 11050m
・B-29A 9710
・B-29B 11615
というところで如何でしょうか。
片
届かず、しかし、B-29の投下爆弾も高度が高すぎて地上目標になかなかあ
たらず、
日本の都市に大きな被害となるのは、多数機による低空からの夜間空襲で
あり、低空(詳しい数値不明。300mとも)で東京などの大空襲が行わ
れたので、
つまり日本の都市空襲にとっては、B-29の高高度飛行性能はあまり大きな
意味はなかったといえます。
楓
B-29は高高度性能の優れた高速機であるため、
高高度のB-29に対しては、日本の戦闘機はより高空から一撃をかけるのが精一杯でした。
「日本の迎撃機はたどりつけ」なかったというより、「追いつけなかった」と考えるべきでしょう。
また、高高度では、どれだけ低速の爆撃機でも、
編隊が都市上空に現れてから戦闘機が発進したのでは間に合いません。
この辺のところから、「日本の迎撃機はたどりつけ」なかったという
言い方をされているのではないでしょうか。
また、上昇は燃料の消費が激しいため、高高度爆撃では爆弾の搭載量が少なくなります。
つまり、「高高度精密爆撃」は楓さん指摘のとおり命中率に難があり、
「高高度絨毯爆撃」では、爆弾の量が揃わない、ということになります。
B-29の爆撃高度は諸説あるようですが、
300メートルの低空ということはないと思います。
どんべ
Schump
片
ささき