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1783 先日の中部オフの際にかがみはら航空宇宙博物館でF−104とT−33を見てふと思ったのですが、これらの機体に付いている翼端増漕、ロール性能を著しく悪化させてしまうような気がするのですが、何故、あんな位置に増漕を付けているのでしょうか。’(特に練習機のT−33、武装の必要もないので翼下に移設すればよいのにと思うのですが。)
NX

  1. 最近流行のウィングレットに似て、翼端抵抗を軽減する働きがあったと思います。つまり翼下に付けるより抵抗が減って航続距離が伸びるわけです。どのみち空戦機動するときは増槽投棄しますしね。
    ささき

  2. でもT−33の場合翼端増層付けたまま訓練をやるわけですから、やはり空戦機動の邪魔になるのではないでしょうか。
    NX

  3. 翼端増漕はロッキードが考案した方法で、誘導抗力を少なくし搭載燃料も増やせるという一石二鳥を狙ったものです。基本的にはウィングレットと同じ効果を狙ったものです。
    JK

  4. ささき氏と重複してしまいました。追伸ですがT-33の場合航続距離が長くないので、増漕は訓練時でも必需品でした。T-1もA型は搭載エンジンのオーフュースの燃費が悪かった為、運用時にはまず増漕を付けていました。
    JK

  5. 蛇足、 >3.翼端増漕はロッキードが考案した方法で、誘導抗力を少なくし〜

    だから、P2V7やP2Jも同様に翼端に付いてますし、空になっても投棄しません。

    軌跡の発動機?誉

  6. 実用機で最初に翼端部に増槽つけたのはF80Aでしょうか?といっても翼端に増槽をぶら下げたものであり、T33等とは異なっているが。確かF80Cの頃から今の方式になったような。
    アリエフ

  7. 燃料は増槽から最初に使い始めますので,訓練空域到着や戦闘開始時までには翼端増槽はほぼ空となって,ロール率への悪影響は十分小さくなるのではないでしょうか。翼端渦防止による誘導抵抗減少(空気に与える渦運動エネルギー(=エネルギーロス)を減少させる)が増槽自身の抵抗をある程度相殺し,抵抗増加も余り大きくないと思います(非装着よりは大きいと思いますが)。
    isi

  8. 今の戦闘機では翼端増漕はあまりみかけませんが、ウルトラマンの番組のころは翼の先端に何か付いた(子供心に思っていた)飛行機が、よく登場してましたねー。
    売る虎


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