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またお世話になります 海軍の飛行兵だった人に聞いた話しなのですが、 当時の練習機は、アルコールを燃料にしていたので、時々やかんを持って盗みに行き、仲間と回し飲みをした と言うことでした、はたしてこの燃料は飲めたのでしょうか エチルアルコールなら良いですが、メチルだとヤバイなと思いまして 8ビットの道化師 |
しかし、航空燃料にアルコールを添加するというだけではなく、エンジンの水噴射装置にもエタノールは使用されますし計器類等でもアルコールは使用されています。このように飛行機とアルコールの縁は深かったので盗む対象は燃料のみでは無かったようです。しかし、俗に言われるように「メチルだとやばい」というのもどうだか知れたものではありません。航空燃料用アルコールはエタノールであっても添加物がありますから飲用に適していたかどうかは疑問です。
BUN
V2ロケット兵器の燃料はエチルアルコールでしたね。しかもノズルの冷却のため、水を25%混入してあります。
もう少し薄めたら飲料に適するかも、とか思ったのでした。
便利少尉
BUN
隼のIII型試験中の話は私もどこかで読みました。アルコールを飲んだあと水で薄めてごまかしてしまうため、規定の高度に達する前に、凍結してしまう話だったと思うのですが。
オンブー
その人の話しによると まずアルコールを取ってきたやかんの蓋を開けて火にかけ沸かし、アルコールの方に火をつけます、始め青だったか緑だったかの炎が出て、しばらくして炎の色が変わったところで蓋をして火を消し、後は、水かお湯かで割って飲んだそうです
それと、戦後かなりの人がメチルアルコールを飲んで「目散る」という状態になったという話しは、あちこちで聞きました
8bd
エチルアルコール=エタノール、メチルアルコール=メタノールです。
胃袋3分の1
補足;単にアルコールと言った場合はエチルアルコールをさします。
質問に戻って、飲んで無事だったのならメチルではなかったと思われます。両者は匂いが違うので飲み慣れれば?すぐ判ります。メチルは30ml飲むと命が危ないそうです。清酒程度に薄めてコップ一杯、適量ですね。
エチルアルコールの一次酸化物はアセトアルデヒドでこれは人体に有毒で、顔が赤くなる、動悸がする、掌がかゆくなる、の初期症状から、嘔吐、呼吸困難、などの重篤な症状を起こします。いわゆる二日酔いの『頭痛、気分が悪くて自己嫌悪に陥る』というのもアセトアルデヒドのせいという説もあります。アセトアルデヒドを酢酸に酸化する酵素が肝臓中に存在しない人がいて、こういう人にはエチルアルコールも致命的に有毒です。体質的に酒が飲めない人に無理に飲ませるのは殺人行為に等しい事です。
メチルアルコールはそもそも体内に有能な分解酵素がない上、処理プロセスでホルムアルデヒド、蟻酸という超有毒な中間物(強力な還元物質)を経ると考えられており、これらにより人体組織内から無理矢理酸素を引きぬかれると言われております。メチル誤飲の場合はハイポ(チオ硫酸ナトリウム)を飲ませるくらいしか治療法がなく、数日間はいつ症状急変するかわからず、長時間の厳重な監視が必要です。
以上25年前、女の園(薬学部)との交換講座で受講した薬物学基礎の記憶から。(これは優をもらった)
SHI
小石川
どうやら、あちこちで飲んでいた様ですね
8ビットの道化師