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プロペラ機では、音速をこえられないのでしょうか?出来ないのなら、なぜなんでしょうか?教えて下さい。 007 |
ただ、開発した機体がプロペラ機で音速を記録する以外に何の使い道のない機体となる可能性大なので、開発費をポン!と出すような酔狂なおかたがいないのが原因です。
哲セ
もし、ジェットエンジンが発明されなかったら今頃は超音速プロペラ機が飛び回っているかと。
とんでもなく頑強な機体に数万馬力のエンジン(足りるかな?)ともかく凄い事になっていたでしょう。
プロペラむき出しじゃなくて、今のジェットエンジンみたいにインテークとノズル付き
これにアフターバーナーくっつければ音速の世界へ(妄想失礼)
大戦機が音速を超えられない理由なら強度と馬力不足です。
(具体的にどれくらい足りないのかは知りません)
林檎
林檎
>プロペラむき出しじゃなくて、今のジェットエンジンみたいにインテークとノズル付き
>これにアフターバーナーくっつければ音速の世界へ(妄想失礼)
それってカプロニ・カンピーニN.1…最大速度375km/hの「ジェット機」…
日本にも「桜花二二型」という同方式のがありますが、試験飛行で事故って終わり。計画最大速度426km/h。
エンジンジェットは「重量はレシプロ以上」で「燃費はジェット以上」というシロモノなので、全然ダメです。
で、プロペラ機で音速を超えられない理由ですが、
1:まず、プロペラのブレードに当たる気流の速度は「機速とプロペラの円周速度
(回転数×プロペラ中心からの距離×円周率)を二辺とした直角三角形の斜辺」
になることを理解して下さい。
2:この気流の速度が音速に近づく(ブレード上で音速を突破する部分がある)と
ブレード上に衝撃波が発生して抵抗が急増、プロペラの効率が低下します。
3:このときの機速が「音速よりかなり手前」であることは1から分かるでしょう。
4:2を避けるためには「プロペラをゆっくり回す」「プロペラ直径を小さくする」の
どちらかの処置をすることになります。
5:これらは「低速時の推力不足」という問題を生じるので、機体を小型化したり
ペイロードを減らしたりする必要が生じます。すると1の回答にあるとおり
>開発した機体がプロペラ機で音速を記録する以外に何の使い道のない機体となる
わけです。
Schump
はい(w
もしジェットエンジンが生まれなかったらその線でいったかもと。
ジェットエンジンと同じくインテークで流速を音速以下に落としてからプロペラで・・・
で、プロペラだけじゃ足りないからアフターバーナー炊いて・・・
むき出しのプロペラで超音速を想像するのは難しくて(w
林檎
いや、いきなりロケットかも。(^_^)
離陸はレシプロエンジン搭載の母機で行って、ロケットエンジンつきの子機で加速、巡航を行うのが一般的な航空機の形式になってたりしたら…。
なんかサンダーバードみたいだなあ。
哲セ
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