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1726 再び「秋水」関連の質問です。
1、秋水は6機が製造されて1機が墜落大破しましたが、残りの5機の塗装は何色ですか?
2、終戦時に残っていた秋水の所在を教えて下さい。
3、秋水が配備される部隊は312空の他にありますか?
吉野

  1. 秋水は一号機が横須賀で大破、二号機は陸軍の柏飛行場で飛行準備中、三号機は横須賀で原動機爆発の為、飛行出来ず、更に完成機二機が重滑空機に改造されたと言われ、重滑空機には最初から重滑空機用途として製作された機体も2機あったとされ横須賀と柏飛行場と大阪盾津飛行場で訓練に使用されたようです。これ以外に領収された機体があったのかどうか、私は知りません。
    塗装に関しては秋水三号機は既に上面濃緑色に塗られていたようですので、橙色に塗られていたのは一号機と多分二号機?ではないかと想像しています。工場での量産機もこれに準じた塗装が為されていると思われます。日本飛行機でほぼ完成していた6機と三菱でほぼ完成していたと言われる4機の塗装も、多分工場ごとに細部の異なる塗装がなされ製造工場を識別できるようになっていたのではないか、とも思いますが、確証はありません。銀色に見える機体の写真も残っていますが、これは日の丸を先に塗装する作業途中のものであると思います。

    秋水の装備舞台は海軍の三一二空と陸軍の飛行第七〇戦隊が知られていますが、七〇戦隊は四式戦への改変をまず行う、との資料もあります。
    そして海軍では三一二空(原駐基地 厚木)の他に、中部地区に三六二空(第三岡崎、名古屋で養成予定)、九州地区に三六二空(大村で養成予定)を配備する計画が具体化していました。


    BUN

  2. ミス。九州地区は三二二空です。
    BUN

  3. そういえば秋水って陸海軍共同で開発されたものでしたね。陸軍を忘れていました。ファインモールドの秋水に海軍局地戦闘機とあったものですから。この説明書にはオレンジ色の塗装の他に暗緑色一色で塗るように書かれているのですが、翼下面も暗緑色でよいのでしょうか?
    吉野

  4. 日飛山形の1号機は、全体が濃緑色、翼下面のみ灰色、胴体後部下面がベアメタル。
    追浜の格納庫で桜花二二型といっしょに写っているのが三号機(アメリカに現存)なのでしょうか? 尾翼日の丸に白縁なし。全体は橙色のようです。



  5. あれ? アメリカにある機体(403号機)は重滑空機の3号機なのでしょうか?


  6. ↑やはり403号機は秋水3号機のようですね。滑空機であるという話もあったのですが、詳細不明です。



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