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数年前とある書物をみていたらB17の下部銃座がB29の遠隔下部銃座みたいな形状になってるのを発見しました。外見はE型みたいでしたが、これってB17の派生型みたいなもんでしょうか? 札幌生飛龍
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- Eの初期型はベンディックス製のターレットを積んでいたので、それではないでしょうか。
片
- 手元の本によればE型の初期生産 112 機が Bendix 社のリモート銃座を積んでいたそうです。後期以降に装備された有人「ボール・ターレット」は Sperry 社製だそうです。
ささき
- 失礼ながら追加質問お願いします。どこらへんで照準操作するんですか?なんか下の方に突起した窓があったんですけど、やっぱそこからすかね?
札幌生飛龍
- うろ覚えなんですが、B-29 のような照準連動式ではなく、ボール銃座の真上からプリズムを覗いて操作するタイプだったと思います。視界が狭く非実用的と判断された事が有人銃座への発展につながったようです。
ささき
- 昨日ちょうど「Suicide Mission:Ball Gunner」が再放送されていました。遠隔銃座の後方の半球状の突出窓があり、そこにプリズム式照準器が格納されています。銃手は床にひざまづいて腰をかがめプリズムを覗いて照準します。銃手自身は動かずハンドル操作で視界だけを回転させ、それが銃座に連動する機構だったようです。無理な姿勢で視界だけがくるくる回る機構は銃手に激しい空間失調や飛行機酔い・吐き気を催させ、視界の狭さもあって使い物にならないと結論されたようです。
ささき
- 日本が捕獲したB-17Eがベンディックス銃座付だったのですが、連山が出来た後、さかんにこのベンディックスの照準方式をうらやましがっておりますね。人間が乗る連山の下方銃座は重くて駄目だったらしい。対して「照準塔」を有する遠隔操作銃塔が「やっぱりアメリカは違うなあ」という羨望の目線の対象であったようです。
片
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