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98式直接協同偵察機と、99式襲撃機は、割と生産されている ようなんですが詳しい活躍内容や資料をあまり見ません。 この2機種は活躍したのでしょうか?また、実戦部隊での評価は どうだったんでしょう。
どなたかご教授お願いします。 ナオ
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- 三菱キ51、99式襲撃機はむしろ「軍偵」の名で親しまれていたようです(本来は軍偵仕様と襲撃機仕様では爆弾架や装甲板などの装備が違うのですが、戦記や回想ではあまり区別されていません)。軍偵は頑丈で扱いやすい機体として好評で、連絡、偵察、対潜哨戒など「雑用機」として目立たぬながら重要な活躍を果たしています。連合軍からは「ソニア」のコードネームが与えられており、彼らの撃墜記録にもしばしば登場することから、もし戦場で敵戦闘機とハチ合わせすれば勝ち目のない機体でもあったようです。
ささき
- ささきさんも書かれているように、結果として主に雑用機としてしか働いていないから話題に上りにくいのでしょう。
各国どこでも同じですが、第二次世界大戦前に計画されたこれらの単発軽爆or襲撃機は実践では力不足であり早い段階で一戦から退いています。
結局はこの手の任務は行く当てのなかった双発戦闘機---bf110や屠竜など---や中型の双発爆撃機がその余裕のある設計を利用して受け持つことになりました。
DIG
- 九九軍偵は丸メカニック(及び復刻版)に詳しい記事があったと思います。
まなかじ
- 九八式直協は戦術偵察を目的として、機会があれば積極的に空戦も実施する戦闘用の機体であって、「雑用機」ではありません。まして軍直轄の長距離偵察機であり、急降下爆撃機でもある上に、防弾タンクと操縦席装甲を備えた重装備の九九軍偵が「雑用機」の訳がありません。これら機種が雑用機ならば、帝国陸軍航空隊には雑用飛行戦隊が十数個、雑用飛行中隊が二十数個も存在したことになります。他機種の編制規模に比べて実に贅沢な編制であったということになるでしょう。
BUN
- 実績においても、同様、九九軍偵は陸軍航空隊の攻撃兵力の中堅を担った存在で、第一線での攻撃任務は終戦まで続いています。この点からも海軍の機上作業練習機のようなまさに雑用に使用された機とは全く違う存在です。多用途な第一線の戦闘用航空機と後方専門の雑用機の差は天と地程に異なります。
BUN
- なるほど、「雑多な前線任務」をこなしたからと言って、それを「雑用機」と書いてしまうと語弊があるわけですね。
ささき
- 丸メカNo37に99襲撃機大活躍の様子があります。
まだ読んでいないのならば絶対お薦めです。
きっと99襲撃機のファンになってしまうと思いますよ。
空から見下ろせば雑用機、でも、地を這う兵から見上げれば戦闘機なんぞより
目の前の敵を蹴っとばしてくれる99襲撃機の方がずっと頼もしい。
林檎
- 緒戦のフィリピン戦では襲撃してきた米軍機を幾つか返り討ちにしてもいる様です、佐貫亦男氏の著作(飛べヒコーキ三部作のいずれか)に簡単にその事がふれてあったのを覚えています、光人社から文庫で復刻されていますので読んでみても良いかも。
ただ、詳しい戦果について触れてはいませんが。
ooi
- だって、そりゃあもう九九式は主力ですよ、殆ど主力。陸軍航空隊の適地上軍攻撃兵力の約半数は軍偵と直協機ですから。雑用機という表現は昔、この機体のプラモが各スケールで発売され、ちょっとしたブームになった時代に間違って紹介されたのが尾を引いているんだと思いますよ。
BUN
- ええっと・・・・九九双軽の立場はどうなるんでしょうか・・・?
胃袋3分の1
- 何か問題でも?
BUN
- 九九双発軽爆撃機も負けずに主力機ですよ。
BUN
- 空での花形はなんといっても戦闘機、それに対して、の意で「雑用機」と使いました。
あしからず。
林檎
- >そりゃあもう九九式は主力ですよ、殆ど主力。陸軍航空隊の適地上軍攻撃兵力の約半数は軍偵と直協機ですから
この書き方じゃあ、陸軍のメインの地上攻撃機は九九式襲撃機と九八直協「だけ」という誤解を与えますよ・・・ということが言いたかっただけです。
胃袋3分の1
- 重爆、軽爆の主用途は地上軍の攻撃ではありませんので「陸軍のメインの地上攻撃機は軍偵と直協だけ」というのは機種本来の任務から見て実は正しいのではないかと思うのですが・・・如何でしょうか?
BUN
- まぁ、最大の問題は私がこの機体が非常に『好きだ』ということでしょうか・・・。
BUN
- 師匠へのお土産はピンクの軍偵で決まり、と…(。。)φ
ささき
- >重爆、軽爆の主用途は地上軍の攻撃ではありません
うーむ、「地上攻撃機」という言葉が不適当でしたね。すいません。私のは「地上の目標全般を攻撃する機体」という意味でした。
胃袋3分の1
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