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プロペラの回転数は、エンジンの回転数×減速比と考えて良いのでしょうか? この方法で五式戦の、高度6000メートルを1200馬力、2600回転、 580q/時で飛ぶ時のプロペラ効率を求めたところ、0,89という意外にも 高い値が出たのでこれはいくら何でも大き過ぎなのではと思いました。 零戦の最高速度でのペラ効率でさえ0,76なのだそうです。http://www2s.biglobe.ne.jp/~futureAF/museum/wwII/menu.html フッフール |
各国それぞればらつきはありますが、二次大戦の開始直前には飛行機の
プロペラは固定ピッチから恒速ペラに変わっており、このことで性能が
大きく向上しております。
つまり、飛行速度が変化したり、あるいは大気密度が変化しても、
ピッチを変更して可能な限り回転数を保とうとします。
SADA
パワー係数=0.267、進行率=0.1175で効率は75%近辺に読めますが・・・
林檎
進行率はV/(n*D) [ただし、V=飛行速度、n=ペラ回転数、D=ペラ直径]
同じ方のページにあります震電の感度分析を参考に各要素の単位を求めると、
Vは[m/s]の単位で、nは[rev/sec]の単位で、Dは[m]の単位で算出しています。
580km/h=580*1000[m/h]=580*1000/3600[m/s]=161[m/s]
ハ112IIの回転数は2600[rpm]ですので、ペラは2600*0.633[rpm]
=2600*0.633/60[rev/sec]=27.43。
ペラ直径は3m。
よって、161/(27.43*3)1.96、となるはずですが・・・。
なんか大ボケかましたかな(汗)
SADA
パワー係数も林檎さんと同じ2.6677です。
うーむ、もう一回やってみます。
フッフール
=161.11/27.43/3=1.9578ですよね、多分。
フッフール
推力を求めて最高速を推算してみると、エンジン出力に0.88くらい乗じて
やれば上昇性能との矛盾が無くなりますから……。
別の言い方をすると、零戦のペラ効率を0.76としているのは
(似たような数値を私も読んだことがあります)
エンジンを弁護してのことなのかも。
たかつかさ
片
零戦5xシリーズではどうも、額面割れとして推算すると辻褄が
合いやすくなります。
もっとも、機体表面精度などの影響もあったかもしれませんし、測定条件も
今後検討しないといけませんが……。
たかつかさ
プロペラ効率は普通70〜75%前後という先入観があったもので。
丸メカNo37の土井技師の記事を読むとキ61のプロペラ効率が
おおざっぱにみて87%くらいでした。キ100のプロペラ効率が
88%でも驚く事ないんですね。
林檎
日本のエンジンの公称出力は米軍の測定値とかを見てみると若干額面割れ
しているのが多いですよね。
フッフール