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1672 はじめまして。ちょっと伺いたいのですが、
これらは本当なのでしょうか?

1.デルタ翼機は低空ほふく飛行に向いているという
話を本で読んだような気がするのですが?

2.ダッソー社の人がF−15Eを評して、あんな
大翼面積の戦闘機を低空侵攻用に使うなど
正気の沙汰ではないと言ったとの事ですが、
もう少し妥当な形態が有ると言うことでしょうか、
それともミラージュ4000を
買って欲しかったのでしょうか?
うにを

  1. デルタ翼機は構造を軽くでき翼面積も大きいので小さな機体にたくさんの爆弾を搭載できるからなのではないでしょうか?それに電子機器の小型化によりミラージュクラスの機体でも小型で高性能な火器管制装置を搭載できるようになったから言ったのではないでしょうか?しかしデルタ翼機は低速での機動性はあまり芳しくないですけどね。
    4A-G

  2. F15Eの対抗馬としてF16XLを推すGDが、F15よりF16の方が低空における飛行性能が優れていると主張していたことがあったような。それに、F16は対地支援攻撃機の主力として使われており、こちらの方が低空における安定が優れているようだが。しかし、F16と同様、水平尾翼付だが主翼は切り欠きデルタ翼であるMig21は低空における運動性は決して良くないという。
    もちろん、同じ切り欠きデルタでも翼形状がかなり違うし、エンジンなど他の要因が関係していることも考えられるので、デルタ翼だから低空匍匐飛行に有利とは一概に言えないのではなかろうか。航空工学ど素人の見方ではありますが。
    アリエフ

  3. 仰角と揚力の関係です。
    少年タイフーン

  4. >1 レイアウト的には、デルタ翼は多量の爆弾搭載にあまり適していないようです。デルタ翼は横幅が短いおかげでステーションをたくさん取れないため、ミラージュIIIなどは苦し紛れに増槽へ爆弾を取りつけるという技を使ってたくらいです。
    ノースバーグ

  5. F-15EはF-111とF-22の代用機(戦闘爆撃機)なので文句いわれても仕方ないでしょう。けどダッソー社の人はおかしいですね、翼面積が大きいほど低速域じゃ有利だと思うんですけど(その前にお前のミラージュも翼面積大きいぞ!)。それに戦闘機ではなく攻撃機として運用してるので機動性がどうのとか関係ないと思いますが、戦闘の際は爆弾落として機体を軽くし戦闘するので機動性はそのままのF-15じゃないでしょうか。生存率にしても単発より双発の方が高いです、無傷で帰れるという保障は無いのですから(誰かの受け売り)
    4A-G

  6. デルタ翼機な分、翼内に大量の燃料を搭載できるのでVからはほとんど増槽を釣っている機体はあまり見受けられません、それに現代の攻撃の場合は主に近接支援なんで増槽は必要ないのでは?言うとおり、翼幅の制限によりパイロンが少ないおかげで1個のパイロンに爆弾を鈴なりに搭載してるのはよく見ますね(笑)
    4A-G

  7.  少年タイフーンさんの言われるとおり、デルタ翼の揚力傾斜が緩やかなことが理由ですね。
    つまり低空飛行中に突風に出合った場合にも、デルタ翼の方が揚力の変化が少なく、
    揺さぶられることが少ない。すなわちより高速で低空を突破できる、と言う理屈です。

    便利少尉

  8. 皆さんお答えありがとうございます。
    1番はデルタ翼機じゃなくてミラージュなどの無尾翼デルタ翼機の間違い
    でした、失礼しました。
    2番ですが、「小翼面積の機体のほうが低空高速飛行に向いているのでしょう
    か、もしそうなら、それはなぜですか」という質問だとお考えください、
    2番は特に気になる度大なので、よろしくお願いします。
    うにを

  9. 空気には粘性があり、機体や翼面積、空気密度が大きいほどその粘性による抵抗が大きくなります。すなわち翼面積などをを小さくすることにより抵抗を減らし高速飛行を可能にすると思います。それに低空では空気密度が高いので翼面積を小さくしても飛行できますし、揚力が足りないときは高速飛行により揚力も増えるので飛行することができるでしょう。前縁スラットやファウラーフラップなどの高揚力装置が付いていればなお良いですね
    4A-G

  10.  デルタ翼は付根の翼弦が非常に長く、同じ翼厚比(小さいほど翼面に衝撃波が発生しにくく、高速性能がよい)でも絶対的な厚さをとれるため頑丈に作れ、このことも突風荷重に強い要因になっています。
     2で言及されたMiG-21の場合、強度よりも構造と分解運送の簡便さを狙ったぶん、主翼取付け部の構造が弱く、爆弾搭載・低空高速侵攻の負担は苦手になっています。
     デルタ翼(特に無尾翼)が爆弾搭載に不利とされる要因としては、最大幅位置が重心位置よりかなり後にくるということもあり、ミラージュ2000はCCV化による重心後退でこれを若干改善し、F-16XLではストレーキ部に揚力を発生させることで重心を前進させつつ主翼の面積分布を前後均等にする手法を用いています。
    Schump

  11. >8
    それも、デルタ翼(後退核の大きい翼)が、低空飛行に向いているのと同じ理由。突風などに煽られ難いからです。
    F-15のような、後退翼控えめで翼面荷重の小さい機体は低空高速飛行には向きません。
    (N)


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