誰も回答が無いので時間稼ぎにでも。

　V/STOL研究が流行した時期に、唯一攻撃機として使えるほどの
性能をもって実用化できそうだったから金がつぎ込まれた、と
解釈していいのではないでしょうか。

「ハリアー BAe 開発」をキーワードにして検索をかけると
こんなところが出てきました。

http://homepage1.nifty.com/sm/main/senior/warplane/harrier.html

SADA

冷戦たけなわの頃「いざ開戦となれば中短距離核ミサイルの先制攻撃で飛行場を潰され、優勢なワルシャワ機甲軍が怒涛のように押し寄せて決まり手となるのではないか」という危惧が西側にはあったそうです。高速道路からの運用能力を持つジャギュアや不整地からの運用が可能なハリアーはそういう理由で生まれたのではないでしょうか。
ささき

ありがとうございました。
ハリアーってドッグファイトになると結構強いんですね。それから着陸着艦は垂直着陸しか出来ないというのは初めて知りました(笑)。

＞不整地からの運用が可能なハリアー
もうそういう事態は無視してもよいということで、ＪＳＦはＶＴＯＬ性能(無理すれば出来るけどやらないだけ？)をはずしたんでしょうか？
ガンヘッド

アメリカ海兵隊が７０年代にＡＶ８Ａを導入した頃、故障・墜落が相次いだり航続距離やペイロードの少なさが問題にされたりして、当時は決して高い評価でなかったようです。また、ＡＶ８Ｂ開発が進められていたが、開発コストの上昇もあり米国議会の一部から不要論が出るような状況でした。しかし、フォークランド紛争でのシーハリアーの活躍により信頼性ある兵器としてのイメージ改善がなされたようで。しかし、Ｖ／ＳＴＯＬで複雑な仕組みのエンジンを搭載しているため、値段が比較的高く速度、航続距離等の飛行性能や装備の面で、他の最新の固定翼機に比べどうしても不利な部分が多いが。
アリエフ

＞値段が比較的高く速度、航続距離等の飛行性能や装備の面で、他の最新の固定翼機に比べどうしても不利な部分が多いが。

CTOL機が運用できる大/中型空母を財政上もてない国にとっては選択肢がハリアーしかないので仕方がないのでしょうね。それにしても、ＪＳＦにしてもその問題はクリアできてないような気がしますね(X-35など特に)。
ガンヘッド