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1650 左捻り込み技の質問でお答えくださってありがとうございました。
零戦の空戦記を読みますと、右よりも左旋回が得意で、より小回りがきくと記載がありましたが、これは機体の設計、構造上の 特性なのですか?
 私は、コンバットフライトシムでグラマンF6Fが一撃離脱戦法で後方から打ち込んできた際、常に左へロールし、左垂直旋回で逃げてしまいます。自分は右利きですので、操縦桿は左へ倒す方が倒しやすいのです。ラダー操作もどういう訳か左がうまくゆきます。右はどうしてもぎこちなくなってしまいます。
 このような、人間的特性があったのでしょうか?
それとも、プロペラが進行方向に向いて左回りして、このトルク特性による左旋回
性の良さが出たのでしょうか?
 また、他の機種ではどうだったのか、知っている方がいれば教えてください。
aichanff

  1. 加藤寛一郎氏の著書「飛行のはなし」を読まれることをお勧めします。この著書ではまだ「ひねりこみ」の研究は浅いのですが、一般的なジャイロモーメントとプロペラ不均衡流による左右への旋回性の違いについてわかりやすく解説されています。

    >このような、人間的特性があったのでしょうか?
    理論上、左への急旋回はジャイロモーメント(トルクではありません)によって機首上げの力が発生するので、旋回を助ける要因にはなっています。しかし坂井三郎氏は左への回避の理由を「右利きなので、左へ倒すほうが力が出るから」と断言されています。実機の零戦は高速では操縦桿の重くなる機体だったので、腕力の差という理由はとても大きかったようです。
    ささき

  2. 私は左利きですが、やはり左の方が倒し易いです。
    右手で操作するからだと思います。
    FJ-1

  3. 了解しました。「飛行のはなし」探して読みます。
    aichanff


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