1650 |
左捻り込み技の質問でお答えくださってありがとうございました。 零戦の空戦記を読みますと、右よりも左旋回が得意で、より小回りがきくと記載がありましたが、これは機体の設計、構造上の 特性なのですか? 私は、コンバットフライトシムでグラマンF6Fが一撃離脱戦法で後方から打ち込んできた際、常に左へロールし、左垂直旋回で逃げてしまいます。自分は右利きですので、操縦桿は左へ倒す方が倒しやすいのです。ラダー操作もどういう訳か左がうまくゆきます。右はどうしてもぎこちなくなってしまいます。 このような、人間的特性があったのでしょうか? それとも、プロペラが進行方向に向いて左回りして、このトルク特性による左旋回 性の良さが出たのでしょうか? また、他の機種ではどうだったのか、知っている方がいれば教えてください。 aichanff |
>このような、人間的特性があったのでしょうか?
理論上、左への急旋回はジャイロモーメント(トルクではありません)によって機首上げの力が発生するので、旋回を助ける要因にはなっています。しかし坂井三郎氏は左への回避の理由を「右利きなので、左へ倒すほうが力が出るから」と断言されています。実機の零戦は高速では操縦桿の重くなる機体だったので、腕力の差という理由はとても大きかったようです。
ささき
右手で操作するからだと思います。
FJ-1
aichanff