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1643  Mig-21のVTOL型について、詳しくご存知の方はいらっしゃいませんか。
ご返答よろしくお願いします。

坂蒔

  1. 確か胴体中央部を延長してリフトエンジン2つ付けた実験機だったと思います。この頃のソ連の戦闘機はたいていS/VTOL型の実験機作ってますね。当時前線基地の短い滑走路での運用を前提に盛んに研究されたようです。
    JK

  2.  1966年から1967年にかけて試験飛行されたMiG-21PDのことでしょう。念のためですがVTOLではなく、STOLです。
     中央胴体を新造してコリエソフRD-36-35(のちにYak-38に採用されたのと同型)リフトエンジン2基をタンデム配置しています。リフトエンジンを避けるためにメインエンジンのダクトは外上方に逃がされており、一目見て分かるほど太くなっています。全長については延長されていないとする説もありますが、写真を見る限り、主翼前方方向に40cmほど?延長されているようです
     また、リフトエンジンのために収納スペースを奪われた主脚は固定式、前脚だけ引込んでも意味がないのでこちらも固定されています。

     同時に作られたスホーイのT-58VD(Su-15のプロトタイプを改造したもの)も同様の作り方ですが、こちらは脚を引込めます。
     その後、MiG-23及びSu-24の試作過程で、STOL性能獲得の手段として「デルタ翼+リフトエンジン」と「可変後退翼」が両方作られて審査されています。特にスホーイのボツSu-24であるT-6は、TSR.2にソックリですごくかっちょええです。
    Schump

  3. コーエーから出たソビエトXプレーンという本にその辺のところと合わせて写真も載っております。


  4. 皆さん素晴らしいご回答をありがとうございました。
    なお、片様教えていただいた光栄のソビエトXプレーン早速発注しました。
    坂蒔


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