B-29 の偵察型は F-13 ですね。銃座のカタチはこんなのです。これは B-29 の発展型 B-50 の写真ですが、銃座の形状は B-29 も F-13 も B-50 も同じです。
http://www.epsnet.co.jp/~f4u/crazy/images/jpeg/98091050.jpg

F-13 は武装を降ろしていたとの話もありますが、仕様的には B-29 にカメラを積んだだけのもので、爆撃照準機も銃座も残してあったようです。
http://home.att.net/~jbaugher2/b29_8.html
ただし高々度の長距離飛行に備え、弾薬を降ろしたり銃手を乗せなかったり、といった事はあったのかもしれません。
ささき

B29の銃座は最後尾の尾部銃座以外はすべて遠隔操作です。
そのため人が銃座の中に入る必要がなくあのように平べったい形となっています。

ところで便乗質問なんですが、B29に関する記述で「爆弾をより多く積むために尾部銃座以外機銃を取り外して出撃した」といったものをよく見かけますが、これも弾薬と機銃の操作員は載せなかったと解釈した方がよいのでしょうか？

あの旋回銃塔が簡単に取り外せるような構造にはとても見えないこと、旋回銃塔のないB29の写真を“ボックス・カー”、“エノラ・ゲイ”以外あまり見かけないことから判断して、上記のような解釈が成り立つように思うのですが如何でしょう？
エラガバルス

上、ちょっと言葉足らずだったので補足します。
B29Aでは4基の旋回銃塔+尾部銃座だったのがB29Bでは尾部の銃座のみになったと理解しています。
質問の趣旨はB29Aの4基の旋回銃塔を取り外して出撃した場合はなかったのではないかということです。

あと、原爆搭載型以外でも銃塔のないB29の写真は結構ありますね。ちょっと調べたらわかることなので失礼しました。


エラガバルス

銃座を丸ごと取り外すのは大変でも、銃座から機銃だけを取り外すのは簡単なのではないか(でないと機銃の整備調整が大変！)と思います。ただ、実際にどうだったのかは知りませんが。
ささき