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1630 おひさです。まるきです。

またまたフィンランド軍に関することなのですが、質問、と、いうより一緒に
考えていただきたいことがあるんですよ。

それはあの国の航空機用ガソリン入手経路です。まず、断っておきますが、
フィンランドの英語での軍事サイトでもこのことは質問してもはかばかしい
アンサーなし。梅本弘先生にインタビューしたときも“う〜ん、おしえてくれ
ないんだよねぇ、なんとなく”といったアンサーでした。

私は単純にドイツに総てを頼っていたとは考えにくいのです。影の主役は
スウェーデンあたりが中立国の立場を利して、西側メジャーから買ったガソリ
ンを、フィンランドに流していた、のではないかと推測しています。あくまで
も推測ですが。

ところが、フィンランドは雑多な機体を運用していたのは周知のこと。これら
におのおの合ったオクタン価のガソリン、…となると、話がつまってしまうの
です。

お願いです、一緒に考えてください。
まるき

  1. フィンランド軍が運用していた飛行機の数自体はたいしたことがないので、事前の備蓄で何とかなってしまった可能性もなくはないと思います。
    40年度の燃料輸入量がわかればいいんですが・・・。
    それと、オクタン価ですが「真実一路」用にとっておいたネタをばらしてしまうと、寒冷地では高オクタン価の燃料は使えないとはいわないまでも使いにくいものらしいのです。
    おそらくは、第一線機でも87オクタンしか使ってなかったのではないかと推測しています。

    まなかじ

  2. フィンランドの燃料輸入量は知りませんが、消費量なら資料を持っています。

    1.石油消費量
     1939年:2、440、000バーレル
     1940年:  900、000バーレル


    2.航空機用揮発油(ガソリン)消費量
     1939年1〜8月 :21,000バーレル
     1939年9〜12月:17,000バーレル


    どのデータも出典は、満州重工業開発株式会社調査部2課が発行した重工業統計資料年報です。発行日は康徳8年11月18日です。(康徳は満州帝国の元号です。)

    お役に立てれば幸いです。
    ろく

  3. おお、ありがとうございます。実際、オクタン価の問題とかは困るとおもうん
    です。外車にレギュラー入れたらエンジンがノッキングしたりするように、
    アメリカ機とイタリア機とフランス機とドイツ機と…がごちゃまぜになって
    いると、機材の損耗に間違いなくつながると思うのです。鉛剤とかでなんとか
    していた可能性もありますよね。

    でも、貴重なご示唆と資料のご提供、ありがとうございました。
    まるき

  4. 凄く曖昧な記憶で申し訳無いんですがコラ半島の辺りで石油出ませんでしたっけ?
    当時どうだったのかは分かりませんし、場所も曖昧な記憶ですが・・・・。




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