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1563  本日asahi.comを見るに、ソ連機「TU4」がB29のデッドコピーだったことが、米国立スミソニアン航空宇宙博物館の調べで分かった…などと、一万年前からの常識をさも新事実であるかのように述べていました。…それとも、もしかして「TU4」とB29の関係は、今までは通説とはなっていなかったのでしょうか?(まぁ、そりゃソ連側は否定してたでしょうけど)
こしょく

  1. asahi.comの関係者に、ここを見る様、進言しましょう。!!
     ”Tu-4 Soviet Copy of the B-29”
     http://www.csd.uwo.ca/~pettypi/elevon/baugher_us/b029-29.html

    軌跡の発動機?誉

  2.  そんな話が新発見の事実として記事になるのならば、
    私でさえ、この場で「新事実」を10や20は並べて見せられるがなあ。
    しかし、スミソニアン航空宇宙博物館の調査で判明云々は本当なのだろうか。
    スミソニアンがそんなことを新事実として発表するわけはないと思うが。
    便利少尉

  3. CNNには、もう少し詳しく出てました。
    要はコピーの経緯について「12年間調べてきた」結果が発表された、ということのようです。asahi.comの書き方はある意味、誤報といえますね。
    http://www.cnn.co.jp/2001/US/01/26/B-29/index.html
    MISTY

  4. そうだったんですか。随分似てるなぁ、そっくりだなぁとは思っていましたが、コピーだったのですか、勉強になりました。帝国陸海軍でさえコピーしなかったB29をコピーするとは、当時のソ連の恥も外聞も無い姿勢を表してしますね。
    BUN

  5. 中にあった『プレイボーイ』誌まで真似て作った、というのは本当なのでしょうか?
    SHI

  6. 長距離飛行用には必需品でありますから当然複製されています。国会図書館の技術レポートで確認できるという話です。
    BUN

  7.  うーん、確かに新事実とは言えませんよね。だいたい、コピーであることは一目瞭然ですし。
     まー、当のソビエトは絶対に否定するでしょう。現に、ソビエトがTu4を中国に供与したとき、「人民の輝かしい科学的勝利の結晶を、スターリンから毛沢東に贈る」とか言ってました。俺らがゼロから作ったんだぜ!と言わんばかりです。
     しかし、コピーとは言え、B29のそっくりさんを作ってしまうのは凄いんじゃないですか? 朝日新聞の記事(2001年1月27日朝刊7面)によれば、約10万点の部品にまで分解して、寸法を計って、設計図面を描いたとか。たしかロシアはメートル法です。それに、完成した部品からは、公差も分かりません。にもかかわらず、2、3年で初飛行させてるんですから。しかも、800機以上も生産したんですよね。ソビエトの底力を見せつけてくれます。
     でも、こんなに大量のTU4を生産して意味があったのでしょうか? たしか、当時のソビエトには、数発程度の核爆弾しかなたっかはずです。それに、TU4は、アメリカを爆撃するほど後続距離はありません。TU4の航続距離は、B29の6割程度と推定されます。主翼のインテグラル燃料タンクを再現できなかったからです。
     けど、TU4のおかげで、ソビエトの戦略爆撃機開発、生産、運用の基礎が築かれたと解釈すれば、高く評価すべきかもしれませんね。兵器の評価って、本当に難しいです。
     
    ツカドン

  8. ↓×3 元になったB−29が過去の作戦で被弾したときに修理したパッチもきちんと採寸して完全に復元したという話は本当ですか?

    明石耕作

  9. >8

     弾痕もコピーした、という話を聞いたことがあります。この話、よく耳にはするのですが、どうやら確証は取れてないようです。
    ツカドン

  10. 「国籍標識までコピーしてよいものかどうかスターリンの裁可を仰いだ」という馬鹿話も残っていますね。
    Schump

  11. >修理したパッチ復元

    以前、といっても大分何年も前ですが、フジテレビの夕方のニュースで零戦はアメリカ機のコピーか?という企画がありました。その番組でインタビューされた米国人(ヴォート社の人?)が、零戦はV-143のコピーで、その証拠にV-143の事故で破損した箇所のパッチ板をそのままコピーしていた、と言ってました。我々は零戦が何もののコピーでもないことは熟知しておりますから、類推してこの話しも尾ひれがが付いて伝わった類と考えられるのではないでしょうか?
    Sampon


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